• 定年男子のランとマネー

「備える」ことと「使う」こと

経済コラムニストの大江英樹さんの最新のご著書「わかりやすいにもホドがある 今さら人に聞けない 投資とお金のはなし」を読んでみました。 長い名前の本ですが、大江さんらしく、まさに「看板に偽りなし!」という印象のわかりやすい …

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スピーチ探訪

原田マハ著「本日はお日柄もよく」は作者が絵画美術小説(?)で活躍する直前に発表された小説です。この小説の主題は、スピーチによって「言葉を操る」ことが、どれだけ人の心を動かすことができるか・・なのですが、これを政権交代をか …

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年金全体図と公的年金保険

下の図は厚生労働省が提供している日本の年金全体図です。 何の知識もなくて、初めてこの図を見る方は、「複雑でわからない!」と思うでしょうね。 少し知識があっても、保険と貯蓄を混同している方にはわかりにくいと思います。 もっ …

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公的年金保険の積立金

前回のブログで、公的年金保険の規制緩和について、簡単に纏めたときに、年金の財源は保険料と積立金と税金と書きました。 国民年金保険料はすでに上限に達していて、これ以上上がることはありません。 税金は年金への拠出の意思決定シ …

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公的年金制度と規制緩和

「規制を撤廃して自由化しよう」という議論は耳に心地よく聞こえます。 たしかに既存の制度で時代に合わなくなったものがあれば、変革していくべきでしょうね。 ただ、やみくもに撤廃してしまうと、主な受益者である消費者に無用のコス …

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Speeches of 60 years ago

As a hobby, I enjoy reading “The Penguin Book of Twentieth-Century Speeches” and writing down some good speech …

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理想のアドバイザー

5月28日、日本CFA協会の「生活者の経済的自立と金融専門家の役割」オンラインセミナーを視聴しました。 このセミナーは、FIWA(みんなのお金のアドバイザー協会)の代表理事の方々中心になって、日本CFA協会の協力を得て開 …

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アメリカ合衆国の成り立ちと大統領選挙(7)

<ポイント7> 現在の大統領選挙 20世紀までは、北部対南部、白人対黒人の構図だったが、現在はヒスパニックをはじめとする多くの移民が投票権を持っており、画一的な分析は難しくなってきています。 一例として、放送大学の高橋和 …

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アメリカ合衆国の成り立ちと大統領選挙(6)

<ポイント6> 第二次世界大戦直前の共和党と民主党の政策対立図は下記の通りです。 共和党は意外にも参戦反対で、むしろ民主党が参戦やむなしでしたね。 戦争が始まるときの大統領は民主党のフランクリン・ルーズベルトでした。 ニ …

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アメリカ合衆国の成り立ちと大統領選挙(5)

<ポイント5> さていよいよ奴隷問題です。 南北戦争後に、奴隷は解放されたが、奴隷の経済的状況は変わりませんでした。 北部は奴隷を解放したものの、特に奴隷よりの労務や経済の政策をとったわけでもなかったようです。 南北戦争 …

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