全くつながらない表題ですが、こういうわけです。
3月1日、午後2時半からの「つかえるFP大阪SG」主催の確定拠出年金制度についての
セミナー出席を前にして、午前中に、持病の座骨神経痛リハビリで低周波治療をしていた私のスマホが、1件のメッセージを受信。
「本日のセミナーで講師をするため、昨日から大阪に来ています。大阪城公園の梅を見てからセミナー会場に行きます」
セミナーの講師を務める大江加代さんからです。
大江加代さんとは、ご主人の大江英樹さんとともに、約10年前にお茶の水で開催された
「定年男子・定年女子セミナー」以来のお付き合いです。
当時は、大江英樹さんと井戸美枝さんが、ダブル主演で講師とモデレーター。
加代さんは、まだ本格デビュー前で、裏方をされていました。
それから10年、ご夫妻には多大なお世話になりました。
大江英樹さんは、約1年前に、惜しまれながら急逝されましたが、加代さんとのお付き合いは、継続しています。
お世話になった加代さんに、こんなメッセをもらったら、「大阪城公園は近くなので
案内します」と言います 笑
私は、低周波ほかの治療で、身動きできない状態だったので、とりあえず午前11時に
ホテルに行きますというメッセだけを返して、治療を続けました。
そんなことをしていると、看護師さんに「上山さんは、時計ばかり見ていますが、お急ぎですか?」と聞かれてしまいました。笑
早朝は薄曇りだった天気は、ホテルに着くころには、すっかり晴天。
陽射しがさして暑いくらいでした。
ホテルのロビーで、久しぶりに加代さんにお会いして、荷物をクロークに預けてから、早速梅林に向かいました。
昼前だったので、ホテル近くのスタバで、私は軽食、加代さんはコーヒーを飲みながら、
加代さんから英樹さんの闘病生活や、その後の生活の様子などを話していただきました。
加代さんは、私が昨年、奈良から大阪市内に転居した話に、とても興味があるようで、
転居先の選択理由などについて、沢山質問を受けました。
加代さんには、昨年秋に大和八木SGに来ていただき、ご主人の闘病生活とご葬儀や相続などにつき、実例を踏まえながらセミナーでお話しいただきました。
セミナーの演題に乗せて、ご主人の最後の様子を交流のあった人たちに伝えたいという
気持ちから、わざわざ東京から奈良まで来ていただきました。
その時のお話を聞いて、「お通夜に参列できなかった胸のつかえのようなものが、私の中で解消されました」と伝えたところ、とても喜んでもらえました。
大江英樹さんの話と私の近況をこもごも話しながら、大阪城公園に到着。
早速、大阪城をバックに写真を一枚。
そのまま梅林に直行して、5分咲きくらいの梅を見て回りました。
暖かくて好天なので、外国人観光客以上に、毎年梅を見に来ているらしい日本人が多かったですね。
加代さんは、白梅がお好きらしく、薄いピンクの花などに、熱心にカメラを向けていました。
英樹さんは、時折花の写真と蘊蓄をFBに投稿していましたが、ご本人は飛行機好きで
実は花にはあまり関心が無くて、加代さんは、「彼が投稿していたのは、私からの聞きかじりですよ」と笑っていました。
セミナーまで、かなり時間があったので、天守閣まで行って、ミライザに入り、加代さんは大阪城の歴史展示を熱心に見ていました。
「石山本願寺と織田信長の戦いは10年も続いたのですねー」
加代さんご自身は、理科系で「歴女」ではないそうですが、大阪城の歴史に見入っていましたね。
天守閣は混んでいるので登らずに、ゆっくりと堀端を散策しながら、セミナー会場に向かいました。
加代さんの友人の一人が、たまたま私がスイスのアイガーウルトラトレイル大会に出たときのツアーメンバーで、その人が昨年会社を辞めて、独立起業した話で盛り上がりました。
その人は、自分でデザイン・縫製した小物(?)を、個人のチャネルで販売しています。
その人のランニング繋がりもあって、取り扱ってくれる店や提携してくれる会社がいくつかあるようで、なかなか好調な滑り出しと聞きました。
加代さんも、早速購入して、身に付けていました。
ホテルで荷物をピックアップしてから、セミナー会場に着き、二人で写真を撮って、共通の
友人に送信しました。
確定拠出年金とiDeCoは、私の年齢では、ギリギリ関係がないので、実は感覚的によくわからないことが多いです。
加代さんは、確定拠出年金制度が始まったころからのかかわりなので、ご自身でも言われていましたが、おそらく日本で3本指に入る専門家です。
政府の審議委員もしているので、これは確かです。
そのようなプロ中のプロが語る確定拠出年金とiDeCoの話は、まさに「どこにも書いていないけれど、知りたい」ことが満載の、非常に充実したセミナーでした。
加代さんは、自分の専門に加えて、亡くなったご主人の遺志を継いで仕事を継いでいきたいという意思をおもちです。
そう思って聞いていると、心なしか、以前の講演に比べて、大江英樹流の話し方やユーモア、笑いの取り方に似てきたような感じがしました。
私にとっては、懐かしいリズムです。笑
講演が終わって、とても専門的な質問がでて、これにも豊富なバックグラウンドから
いろいろな例を引き出しながら、的確に答えて、質問者だけではなく、参加者全員に納得感と満足感を与えていました。
これも大江英樹さんみたいですね 笑
セミナーが終了してから、(ほかにも加代さんと話したい人が沢山いるので)簡単な挨拶をして別れました。
英樹さんが亡くなって、残された仕事を引き受けて、どんどんスケジュールを埋めていたら、気が付けば2月は週4回講演することもあったようです。
お元気そうでしたが、体調に気を付けて、末永く「大江流家元」を続けてほしいですね。
機会があれば、また是非お目にかかりたいと思います。