楽しみにしていた北アルプス登山が、天気予報で天候不安定ということで、急遽中止になり、
週末が全くヒマになりました。
戸外は「熱中症アラート」が出るほど暑いし、家にいてもオリンピックで「メダルを逃がしました」というニュースばかりなので、気分転換に妻と大阪駅周辺に行ってみました。
妻のお目当ては、8月1日に開業したばかりの「KITTE OSAKA」
過去に東京でKITTEが開業した直後に行ったことがあって、比べてみたかったそうです。
行ってみれば、6階までの各階に、物産店や飲食店が、所狭しと立ち並ぶビルという印象でした。
昼時なので、何か食べようかと思いましたが、すごい混雑で、次々と人が入ってくるので
落ち着かなくてパス。
そのまま外に出て、同じく8月1日開業の「イノゲート大阪」へ。
3階に上がって「バルチカ03」というところに行ってみましたが、どうも落ち着かずで
このビルもパス。
しかし暑い日で喉が渇くので、大阪駅前広場のクラフトビール屋さんに行くことにしました。
この店は、グランフロント北館のオフィスから、昼休みに散歩に出るときに、時々前を通りますが、
テラスに座って美味しそうにクラフトビールを飲んでいる人を見て、とても羨ましくて一度座って
飲んでやろうと狙っていた店です 笑
冷たいビールと、イカのフライにソーセージサンドを食べると落ち着きました 笑
暑い日ですが、日影のせいか、それとも扇風機のおかげか、思ったほど暑くはありません。
妻とビールを飲みながら、外を眺めていると、40年前に同じように摂氏40度近い町並みを見ながら、カフェで座って冷たいビールを飲んでいたマドリードの生活を思い出しました。
当時も、休みの日にすることが無ければ、ふたりで無目的に街へ出て、旧市街の大通りを
散歩して、適当にテラスで座って、ビールとつまみを食べながら、ぼやっと街の風景を観ていました。
それにも飽きると、また立ち上がって、王宮やレティロ公園、プラド美術館などに行って、
そのあとはバルでワインとパエージャという生活でした。
妻と会話しながら、かつての生活を思い出したので、またやってみることにしました。
南館6階の紀伊国屋書店で書籍を見た後に、7階のスペイン料理屋さんに行って、ワインと
タパスを頼んでみることにしました。
タパスのメニューに生ハムがあったので、これと魚介のパエージャ、赤ワイン二人分。
パエージャは時間がかかるので、出来上がるまでワインと生ハムで、妻と日本風の会話を
しながら待っていました。
ふとレストランのテラスを見ると、ズラッとパイプ椅子が並んでいました。
そう、今日は淀川の花火大会です。
レストランの人の話では、ビルの谷間から花火が見えるとのことで、レストランは午後3時で閉店です。
そういえば、大阪駅やビルの中で、浴衣がけの女性やカップルを多く見かけましたね。
ここでも妻と四方山話で時間をつぶして、午後3時ごろに自宅に帰りました。
こんな時スペインでは「シエスタ」です。
したがって、今日も同じく「お昼寝」をすることにしました。
スペイン風生活をやると、懐かしくて楽しいのですが、少し生活のリズムが狂うのが
玉に瑕です。
おそらく、晩御飯までにはお腹が空かないのと、昼寝したから夜はなかなか眠くならないなど。苦笑
まあ、でも規律を忘れるのがスペイン風ですから、たまには善しとしましょう 笑