• 定年男子のランとマネー

7月28日、ラン友さんと摩耶山に登ってきました。

2人とは、数年前に、毎年奈良県で開催される畝傍山クロスカントリーランに参加して以来、時折一緒に山登りに行っていました。

ところがコロナ禍で会う機会が無くなって、今回久しぶりのお誘いがあり、ようやく一緒の山登りの機会が巡ってきたわけです。

摩耶山の登りは結構きつくて、大きな山登りを控えた登山者がよく山登りのトレーニングを行っています。

トレイルランナーたちも、大会に備えて「登り力」をつけるために摩耶山に来ます。

その中でも、きつめのトレーニングに向いているのが「黒岩尾根」を登るコース。

このコースは、新神戸駅の裏側から、布引の滝、布引ダムを越えて、六甲山縦走路の「天狗道」を越えてしばらく行くと、黒岩尾根の入り口があります。

当日は35℃の暑さ。

高齢者は熱中症に注意して、できるだけ出歩かないようにと言われている日です。

リーダーのリョウコさんは、古希を迎えた私の体調を気にして、出発前に何度も「体調は

大丈夫ですか?無理しないで行きましょう」というメッセージを送ってくれていました。

前日には「当日の天候と体調を見て、コースを決めましょう」と言っていたので、もしかしたら

摩耶ケーブルを経由して、軽くゆっくり登っていくのかなと思っていました。

ところが布引の滝を過ぎて、布引ダムを通り、市ケ原から天狗道へ登る道をスルーして、

辿り着いたのが「黒岩尾根入口」

リョウコさんは、涼しい顔で、「私、このコースが一番好きなんです」だって 笑

というわけで、リョウコさんを先頭に、私、エイコさんの3人で、ゆっくりとマイペースで登りだしました。

辛い登りですが、久しぶりに会った3人は、ほとんどお喋りの連続でした。

コロナ前に一緒に山行を楽しんでいた、大阪城公園練習会の仲間の消息、古希を迎えた私の

病気体験や仕事の話など、新神戸駅から摩耶山頂までの約3時間にわたって、まるで数年間の

棚卸をするみたいに、各自がいろいろなことを話しましたね。

摩耶山頂では、掬星台で写真を撮ってからすぐに下山。

下りは上野道を通って、1時間半くらいで、摩耶ケーブル下から王子公園駅あたりに降りてきました。

下山後は、トレイルランナー定番の「灘温泉」で、酷暑と山歩きの汗を流してから、近くのそば屋で、遅めの昼食として生ビールと「穴子天ざる」を食べました。

帰りは阪急神戸線王子公園駅から梅田経由で帰宅しましたが、長い時間を退屈せずに

利害関係なく、何でも気楽に話せる友人との時間は、大事にする価値があるなと感じましたね。

次回は、もう少し涼しくなる秋ごろに、またみんなで会いたいものです。


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