• 定年男子のランとマネー

3月6日、毎年1回キャッシュフローの見直し依頼をいただく、70歳代のご夫婦のお客様と面談しました。

私は、ごく普通に準備して面談しているだけなのですが、何故か気に入っていただいたようで、今回の面談では、わざわざお菓子を持参いただき、面談後に昼食に誘っていただくなど、しております。

守秘義務があるので、面談の内容は書けませんが、長く働いてこられて、子宝にも恵まれて

お二人とも元気なので、幸せな老後生活を送っておられます。

私は、定期的にお二人のお金の健康診断をする感じです。笑

奥様が、腕利き(?)の投資家で、個別株投資で資産を増やされて、老後生活に貢献されています。

投資歴も長いので、お話を伺うだけで楽しいのですが、ご主人は、対照的に全く保守的で

上手くバランスが取れています。笑

奥様は個別株一辺倒で、投資信託は見向きもしませんが(笑)、ご主人は、これまでの私との面談の影響なのか、ネット証券に口座を開いて、NISA枠で投資信託の積み立てを始められたようです。

オルカンやS&Pなどの言葉が、ご主人の口から洩れてくると、奥様が茶々を入れて

楽しい会話になりました。

お二人には、待機資金があれば、最近金利が上がっていきている個人向け国債変動10年の

商品内容をお知らせしました。

普通預金に資金を寝かせるよりは、金利収入で、たまの外食代金くらいにはなるかも、というお薦めです。

面談後に昼食に誘っていただいて、ご家族のことをお聞きする機会がありました。

その中で、ドイツに6年駐在していたというお話があったので、帰宅してから、日本とドイツの社会保障協定を調べたところ、2000年に発効していました。

早速、お客様に社会保障協定の存在と、いまからでもドイツの年金が受給できるかもしれないので、年金事務所へ問い合わせることをお薦めしました。

(後でお聞きすると、給与は日本からの送金だったので、ドイツの年金は、残念ながら

受給はダメとのことでした)

お二人は、マラソンが趣味の私の話を聞いてから、マラソンの中継などを見るようになったそうです。

「しんどそうやねー」という感想でした。笑

運動をしてこなかったご主人は、友人に誘われて、週一回テニスを始めたとのこと。

「テニスの日が待ち遠しい」と子供のような笑顔で話すご主人を見ていると、このまま

ずっと幸せな日々を送って欲しいなど、心から思いますね。


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