5月21日に踏破した「弘法大師の道」DtoKの振り返りと反省を、今後のためと、
忘れないために纏めてみました。
コース図は下記です。
関門 | 小南峠 | 切抜峠 | 武士ヶ峯 | 天辻峠 | 出屋敷峠 | 紀和隧道 | 天狗木峠 | 高野山 |
関門時間 | 12:00 | 14:00 | 15:45 | 16:15 | 17:30 | 19:00 | 20:00 | |
関門間の想定時間 | 4:00 | 2:00 | 1:45 | 0:30 | 1:15 | 1:30 | 1:00 | |
2023 | 8:48 | 10:03 | 12:31 | 14:31 | 15:08 | 16:42 | 18:21 | 19:31 |
実際の所要時間 | 0:48 | 1:15 | 2:28 | 2:00 | 0:37 | 1:34 | 1:39 | 1:10 |
2022 | 8:47 | 9:52 | 12:16 | 14:11 | 14:50 | 16:21 | 18:03 | 19:14 |
実際の所要時間 | 0:47 | 1:05 | 2:24 | 1:55 | 0:36 | 1:31 | 1:42 | 1:11 |
ざっと見ると、スタートから切抜峠までの、想定所要時間4時間を、半分の2時間で踏破して、あとは約2時間の貯金を、少しずつ取り崩していくレース展開ですね。
(取り崩し幅は、2022年が1時間22分、2023年が1時間28分)
切抜峠から高野山までの関門時間は、私には15分程度実力以上の設定になっています。
ちなみに、このタイム差には、エイドでの時間が含まれています。
昨年は、武士ヶ峰で15分休んだ以外は、ほぼノンストップで天狗木峠まで来ましたが
補給不足と足の疲れで、動けなくなって座り込み、10分超休みました。
今年は、各エイドで10分くらいは休足して、脚を回復させ、補給食もしっかり食べました。
おかげでタイムは15分ほど遅くなりましたが、脚は最後まで持って、翌日以降のダメージも、
昨年よりも抑えられたように感じます。
結局のところ、大会での完走のカギは、関門ごとの遅れが積み重なっても、貯金の2時間以内に
収められるかです。
逆に言えば、スタートから切抜峠までの関門設定4時間は、かなり甘く設定されていることが分かります。
KtoKの場合には、小南峠に到達する以前に、大天井岳を越えてきているのですから、
DtoKのような「オマケ」は設定されていないことになりますね。
過去に2回ほどKtoKに挑戦して、2回ともDNF(途中で関門アウト)になったのですが、
この2年間のDtoKのタイムを分析すると、私の実力ではKtoKには、歯が立たないことが
分かります。
でも、大会結果を見ればわかるように、たとえDtoKには、初めに「オマケ」があっても、切抜峠から道筋は、KtoKと同じなので、私にとっては相当厳しいです。
幸いにも、過去2年間のタイムは、それほど大きく違わないので、実力はそれほど
低下してはいないようですが、あと1か月で69歳となる身体が、これからどれくらい
今の力を維持できるかは、まったく未知数ですね。
少なくとも、厳しい大会での完走は難しいことが、Kobo Trailの結果を分析すると、
数字のうえではっきりしたので、今後の大会選びの参考にしたいと思います。