4月16日にIDECOシスターズのセミナーに行ってきました。
プロデューサーは大江英樹さんです。
シスターズは大江夫人の加代さんと竹川美奈子さんです。
おっとその前に、受け付けは前野彩さんです。
豪華な受付!の呼び声に大江さんは得意顔です。
前野さんは領収書にちゃんと宛名を書いてくれました。きれいな字です。
さてセミナーです。
大江加代さんが制度や運用の実務面を話されて、竹川美奈子さんが運用の詳細を話されます。今日は紅白の服でメリハリをつけておられます。
大江さんは2001年から証券会社で実務を担当して、退職してからはご主人の英樹さんと二人三脚でIDECOの普及に努めておられます。
ご努力の成果は「IDECOナビ」です。
セミナーの内容は多岐に渡りますが、ポイントは政府の姿勢です。
「老後資金の準備を税制面から支援します。」
逆に言えば、これからの老後は自助努力でお願いしますよ、ということです。
ついでに言えば、早くから少額で準備をした人としない人では、老後に大きく差がつくけれど、それは自己責任です。(どこかの大臣みたいですが 笑)
まあ、国に余裕が無くなった。というか、バブルの時に大判振る舞いしたけど継続できなくなったというか。
IDECOのメリットとデメリットについていろいろなお話がありました。
60歳まで引き出せない、手数料に気を付けろ、非課税メリットは思ったより大きい、金融機関選びは慎重に、国民年金保険の1号、2号、3号で加入手続きがことなる、などなど。
実務経験に裏打ちされた、とても分かりやすいお話でした。
資産運用はIDECOでも基本は同じ。
① 金融資産全体で考える(アセット・アロケーション)
② 商品を選ぶ
③ アセット・ロケーション(IDECO、NISAなど)
④ 金融機関を選択してコツコツと一定額を購入(天引き)
⑤ チェック&メンテナンス
確かに基本ですね。
でも基本を実行しない人は極めて多い。これは投資に限らずなんでもそうです。
話が逸れますが、先日トレーニングについて僕のトレーナーが、「知識は皆さん持っているが実行しない。自分だけは大丈夫と思っているのではないか?根拠のない自信だと思う。このままでは40代の80%は寝たきり予備軍になるぞ」と話してました。
たしかにトレーニング方法や資産運用などの実用的知識は、実際に使わないと無意味ですよね。(笑)
IDECOの運用には、大きく分けて投資信託と元本保証運用があります。元本保証は定期預金と保険です。ただ保険には、場合によっては中途解約で元本割れの可能性があるので、移換などの時はよく考えて解約するようにとのことです。
あとは受け取り方です。
一時金でも年金でも受け取れますが、一時金だと退職金控除、年金だと年金控除の対象になります。企業の退職金や公的年金などとのバランスを考えて、受け取りの時期と受け取り方を考えたほうが良いそうです。
御自身の豊富な運用経験を踏まえた、説得力のあるお話でした。
最後に大江夫妻と竹川さんが参加者の質問に答えるセッションがありました。
沢山の質問が出ましたが、お三方とも丁寧に答えておられました。
受付の前野さんをはじめ「大江ファミリーの一家総出」でやっている雰囲気で、チームワークのよさが伝わるセミナーでした。