1月10日にハーフマラソンを走ってから2週間後に腎臓内科の定期検診を受けました。
診察室に入ると、主治医の先生が落ち着きません。
「どうしたのかな?」といや~な予感。
「CK(クレアチニンホスフォキナーゼ)の数値が4613になっています」
「はあ、それは異常値ですか?」
「上限値が248ですから、約19倍です。緊急入院のレベルですが、平気そうですね。
ぐたっとしていたら入院してもらおうと思っていたのですが」
「2週間前にハーフマラソンを走って、そのあとも明日香村を走って、それから昨日は
ジムで筋トレを1時間と水泳を500メートル泳ぎました。理由はそれじゃないですか?」
<ご参考>
CK(CPK)は、体内でのエネルギー代謝に関わっている酵素です。
主に骨格筋・心筋・平滑筋・脳などに多く存在し、これらの組織が障害をうけると、細胞からCK(CPK)が血液中に流れ出し、血液検査で高値を示すようになります。
激しい運動後や肉体労働、筋肉注射後は筋肉が損傷を受けることがあるため、高値を示す場合があります。
先生は半信半疑ながら、
「じゃあ、様子を見ましょう。2週間に来てください。
この数字は、この20年間の外来で私が見た最高値です。」
よっぽど先生を心配させたらしい。
ご自分の処方した薬が悪かったのかと、だいぶ気にしておられた。
すみません 笑
それにしても、たかがハーフ1本を走ったくらいで、半月経っても身体にダメージが残るとは、身体の衰えは酷いものです。
これからビルドアップして、大会に出られる身体に戻そうというのに、主治医にドクターストップをかけられてしまいました。
体力回復のレベルアップのスピードを、想定よりも緩めにしなくてはいけないかもしれませんね。
あ~あ、高齢者になったんだなあ