1月8日、「体育会TV」というテレビ番組を観ていると、小学生が800メートル走の
自己ベスト更新に挑むというチャレンジをやっていた。
サプライズゲストとして、東京オリンピックで引退した大迫傑さんが伴走するという趣旨だ。
驚いたのは、参加した小学六年生女子のベスト記録が2分38秒、小学5年生男子のベスト記録(全国2位)が2分20秒と滅茶苦茶速いことだ。
1928年のアムステルダム・オリンピックに出場した人見絹枝さんの活躍は、大河ドラマ「いだてん」でも描かれていたが、当時の銀メダル記録は2分17秒だった。
90年以上以前の記録と比べると、当時の女子の世界レベルは現在の小学生男子と同じ
くらいということになる。
かすかな記憶では、90年以上前の日本では800メートル走は女子には厳しすぎるということで、日本女子陸上の競技種目に無く、人見さんも狙っていた100メートルに敗れたので、それまで800メートルを走ったことが無かったが、オリンピックでメダルを取るために已む無く初めて走ったという記述を読んだことがある。
確かに800メートルはキツイ。
400メートルなら何とか息が続くが、800メートルとなると息が続かない。
テレビでは、その距離を小学女子が初めからかなりのスピードで飛ばしていた。
実は先日、8月からのリハビリの成果を試すために1500メートル走をやってみたのだが、7分25秒もかかってしまった。(1キロ当たり4分54秒)
800メートルに引き直すと4分弱になる。
これでは小学生と競争しても、あっという間に周回遅れだ。
これは何としてもレベルアップに励まねばならない!
当面は1500メートル7分切りを目指すことにしよう。
(最初の目標は低く!! 笑)