スペインの年金については、過去3回くらいブログに書いています。
スペイン年金請求顛末 – 定年男子のランとマネー (grc-con.com)
スペイン年金請求顛末(回答編) – 定年男子のランとマネー (grc-con.com)
スペイン年金請求顛末(最終通知) – 定年男子のランとマネー (grc-con.com)
前回のブログでは、スペイン社会保険庁から支払いの連絡があったところまででした。
その後、毎月少額ながら振り込みが続きました。
スペインからの送金の手間を考えれば、年に一回の送金でも良いくらいの金額でしたね。
(少なすぎて忘れられていたのか、時々2か月分がまとめて送られていました。笑)
ところが、今週半ばにスペイン社会保険庁から1通の手紙が。
「あなたの年金支給を停止した」
手紙の中身を読んでみると、どうやらスペインの年金受給には、年に一度社会保険庁あてに
「生存証明書」を送らなければならないようです。
(生存証明って、奈良の田舎で自分が生きていることをスペインの役所にどうして証明するんだろ? 笑)
仕方がないので、在日スペイン大使館の領事部に電話してみました。
「分かりました、手続きは以下です。
パスポート、住民票、戸籍謄本、スペイン社会保険庁からの通知書、
返信用封筒(84円切手貼付)、連絡先などを大使館に持参して下さい」
「えっ?東京の大使館ですか?」
「東京へ来られなければ、大阪に名誉領事館があるので、大使館経由でアポイントを
入れることもできます。
生存を証明するので、必ず出頭して下さい。
あなたの生存が確認出来たら、領事館からご自宅に生存証明書を郵送するので、
それをご自身でスペイン社会保険庁に送ってください」
これから書類を揃えて、在日スペイン大使館に大阪の名誉領事館とのアポイントを
設定してもらうのですが、さてどうなることやら。
大使館の人の話では、どうやら毎年この儀式をやらねばならないようです。
日本でも年金や健康保険などでも毎年の確認があるので仕方ありませんが、
スペインからの通知はいつも説明なしでいきなり来るので、当初の年金受給開始の時に
もう少し親切に教えてくれればよかったのに・・と思いますね。
ちなみにスペインの年金は、当初は年金事務所経由で申請するのですが、
そのあとのやり取りはすべて本人とスペイン社会保険庁で行います。
(聞くところでは、奈良はもちろん東京にもスペイン語が分かる人はいないそうです 笑)