今年の夏はコロナと猛暑で日本全国が引きこもりになりましたね。
子供たちの夏休みが短いこと、コロナでお盆の帰省が減ったことなどで、自宅でクーラーをかけて巣ごもりをする方が多かったのではないでしょうか。
コロナストレスをいっぱい溜めた方も多いと思いますが、僕はおかげさまで田舎暮らしをしているので、いつもとあまり変わらない生活を送っています。
奈良の田舎から、週に2回くらい片道1時間半かけて新大阪にあるバイト先に通うだけです。
毎週木曜日は、バイトの帰りに大阪城公園によってトレイルランニング練習会でラン友さんたちと交流するのが楽しみです。
と言っても、15名までの人数限定で、運動以外はマスク着用、(運動中もマスク着用する人もいます。すごい心肺機能!)お互いに距離を取って会話は自粛・・となっています。
練習会後はそのまま解散なので、「密」になることもありません。
(練習中は滝汗なので、僕はトイレで着替えてから帰りますけど 苦笑)
その大阪城練習会では、練習前後に「今年はマラソン大会が無いね~」「どこかで走りたいね~」といった会話が交わされることがあります。(距離を取っての会話ですが 笑)
僕は今年4月からトレーニングを再開して、ようやくロードは走れるようになったのですが、まだトレイルは走っていなかったので、いつもの遊び仲間に声をかけてみました。
僕:「走りに行く?」
とこちゃん:「OK~」
僕:「どこ?」
とこちゃん:「明日香村!」
8月の明日香村は日陰もなく酷暑です。
僕:「ほんとに行くの?~」
8月12日、明日香村にとこちゃん、のぶちゃんと3人で走りに行ってきました。
午前8時半に飛鳥駅に着いたらすでに暑い!
駅からキトラ古墳―高松塚古墳―稲淵棚田―石舞台(昼食)―岡寺―飛鳥寺―甘樫の丘―橘寺―太子の湯までで約18キロ!
お盆休み、酷暑かつコロナ禍で観光に来ているような人はほとんど皆無。
明日香村は、ほぼ貸し切り状態でした(笑)
甘樫の丘で蘇我氏の栄華を偲びつつ、二上山を眺めながら歴史談議に花を咲かせました。
飛鳥駅まで戻って、午後5時半ごろから駅近くの台湾料理で夕食かつ飲み会を始めたら、
久しぶりで話が止まらずに、店を出たのが午後10時ごろ(笑)
「よく飲むね~」
店のウェイトレス(中国本土から来たそうですが)に呆れられました(笑)
翌朝、体重を計ったら、20キロメートル近く走ったのに、お酒と食事で2キログラムくらい増えていましたね(大笑)
酔っぱらった長い話の中で
「15日にどっか行うとおもってる~」
「僕も」
「一緒に行く?どこ行く?」
「山がいいな」
「では二上山にいく?」
「OK~」
という話になって、8月15日午前8時半に二条神社口駅に集合。
この日も酷暑!雄岳の温度計は44度を指していました。
二条神社口―雄岳―雌岳―岩屋―ダイヤモンドトレイルー竹ノ内街道―鹿谷寺―馬の背―雄岳―二条神社口―五位堂駅までで力尽きたので、妻に頼んで車で迎えに来てもらい、自宅で昼食にして午後3時ごろに解散。
二上山で、崖登りをしながら、この花崗岩を切り出して、明日香まで運んだ話などをしました。
甘樫丘と二上山が一週間のうちに上手く繋がりました(笑)
気温30度半ばを超すような酷暑でしたが、思い切り遊んで満足です!
世の中では、コロナ禍で閉塞感が漂っているようですが、同じ趣味の楽しくかつ愉快な友達のおかげで、充実したお盆休みを過ごすことができました。
とこちゃん、のぶちゃん、お付き合いいただき有難うございました。
「人生は記憶の集積でできている」ならば、楽しくて満足感のある思い出を積み重ねて、悔いのない人生を送りたいものですね。