一生付き合う病気を持つ人を慰める(?)言葉に「一病息災」があります。
今年の3月と4月に2回にわたり検査のために入院して、5月の初めに結果が分かりました。
結果① 3月の入院の結果、原発性アルドステロン症と診断(予想通り)
結果② 4月の入院の結果、外科手術による完治は不可能と診断(予想外)
薬物治療を一生継続(泣)
原発性アルドステロン症というのは、左右の腎臓にある副腎から分泌されるアルドステロンというホルモンが、コントロールを外れて異常に分泌される病気です。
検査の結果、どちらか片方の腎臓からアルドステロンが分泌されていれば、該当する副腎を切除して完治を目指すのですが、僕の場合は両方の副腎から分泌されているので手術は不可能となりました。
ちなみにこの病気の何が不都合かというと、アルドステロンというホルモンは、塩をため込む性質があるので、直接的には高血圧の原因になります。
そして長期的には心筋梗塞などを引き起こします。
塩分をため込むのですから、腎機能も低下させます。(激しい運動ができなくなります)
今回の診断後に、普通の降圧剤からアルドステロンの分泌を抑える薬に変えたのですが、いまのところ効果が不安定です。
起床時、日中、就寝時の3回血圧を測って記録していますが、どうも安定しませんね。
昨夜は就寝前に114-61だったので、下がりすぎが心配でした(苦笑)
しかし、今日は起床時が151-94で、午後2時過ぎには149-92でした。
午後4時ごろに、気分転換に走ろうと思って、念のため計測したら174-104まで上がっていました。
頭が重くて軽い頭痛もしたので、しばらく休憩して150-90くらいまで落ち着いてから、そろそろと5キロだけ走りました。
そんな時でも走ろうとするのだから、よっぽどランニングが好きなのですね。
頭が重い感じがしたので、はじめは1キロ8分以上の「カメさん」ペースでした(笑)
薬の効果が表れて、血圧が安定するまでには時間がかかりそうですが、うまい具合に「Stay Home」週間と重なっているので、できるだけ人に合わずにノンビリと暮らすようにしています。
集中して読書や考え事をしたあとや、人と会ってテンションが上がったあとは、血圧もツレ高しそうな気がするので「自粛」しています。(笑)
以前は昼食時によく外食していましたが、現在は三食自宅です。
妻と交代で買い物と炊事をやっていますが、食材を選ぶときに「食塩相当量」の表示を熱心に見るようになりました。
例えば煮魚や味噌煮を作ろうと思って市販のたれを手に取ると、食塩含有量が
普通に7gとか9gなどと書いてあります。
僕は医者から「塩分は一日6gまでにしてください」と言われているので、
魚売り場の前で固まってしまいますね。(笑)
朝・昼・晩を合わせて6gなので、塩分合計量と、肉・魚・野菜などのバランスを考えながら、スーパーの食品売り場をウロウロしています。
いやー、買い物には時間がかかりますねー(苦笑)
血圧がどのように乱高下するかわからないので、残念ながら、FPマラソン部やトレイルの大阪城練習会に復帰するまでには、もう少し時間がかかりそうです。
(走っている途中で倒れても迷惑ですからね 笑)
たとえ復帰しても、以前のように付いていけるかは、これまた未知数ですけど(苦笑)
ここ当分は医者通いを続けて、薬との相性を見ながら、一病息災を目指します!