9月7日、アイガー仲間3人と六甲山へ行ってきました。
アイガー仲間というのは、今年7月に、スイスのグリンデルワルドで行われた、アイガー北壁近辺を走る、ウルトラトレイル大会を一緒に走った仲間のことです。」
今回集まった名目上の目的は、関西の仲間の一人が信越ウルトラに参加するので、激励しようとわざわざ東京から駆け付けてくれた人を歓迎するというものです。
ホントかな?と思いますよね。
実は、東京から来た人は、六甲山に登ることと、有馬温泉で「温泉娘」のキャラクターをゲットしたかったようなのです。
(温泉娘はゲームのキャラクターらしいです)
実際の目的は不明ですが、とにかく久しぶりに集まって、楽しく遊べればいいやということで行ってきました。
話題の中心は「信越」です。
正式には、信越五岳トレイルランニングレース 2019 〜パタゴニアCUP~
という名前で、距離は100マイル(161キロ)と110キロがあります。
僕などは、一昼夜かけて、山の中のそんな長距離をよく走るよなあと思いますね。(苦笑)
我々の仲間(女性)は110キロのランナー
もう一人の女性はレース後半のペーサー(ただし別の選手)
東京から来た仲間はボランティアと応援
僕だけ関係ナシ(笑)
午前9時に阪急芦屋川駅に集合しました。
既に暑い!!
周囲はハイカーで一杯。混雑が予想されました。
コースは、芦屋川を少し遡って六甲山独特の岩場をよじ登って、荒地山を経由して風吹き岩まで戻り、再び六甲山最高峰を目指して、そのあと魚屋道を有馬まで下るというものでした。
信越ランナーの女性は、この1~2週間ほど詰めた練習をやっていて、その上、暑さにもやられたみたいで、ややお疲れ気味でした。
(有馬からバスでは、隣の席でよく寝ていました 笑)
それでも起きて歩いている時は、信越レースの対策やコースのアップダウンなどをあとの二人と熱心に話していました。
登り始めは、暑くて30数度の気温でしたが、次第に木陰も増えてきて高度も上がると少し風も吹き出して気持ちの良いトレイルランになりました。
といってもハイカーが多かったのでゆっくりです。
女性2人は、先日トレイルを走っていて、ハイカーとすれ違う時に、速度を落として歩いてすれ違ったにもかかわらず、「怖い」と言われたそうです。
そのハイカーさんは、そのまた以前に別のトレイルランナーとすれ違って怖い想いをされたので、少しトラウマになっていたようでした。
僕は、トレイルを走っていて、登山者やハイカーと、狭い道ですれ違う時や、横を追い抜くときは、挨拶して歩くようにしていますが、人によっては、走ってくる足音が聞こえただけで「怖い」と思う人がいるのでしょうね。
ハイカーの多い時の六甲山は、トレイルランナーは早歩きです。
歩きでもこの三人は速い。
流石に信越繋がりですね。(笑)
六甲の魅力の一つである「岩場」では、久しぶりに岩登りを楽しみました。
岩に腰かけて、晴れわたった神戸港から大阪方面の景色を見るのは爽快でしたね。
岩場から風吹き岩へ行く途中に、大きなイノシシを二回見ました。
写真を撮っている人もいましたが、人に慣れているので、お弁当などを食べているとリュックごと持っていかれることもあるようです。
一軒茶屋でかき氷を食べて、暑さから救われる思いをした後、
六甲山最高峰では、お決まりの写真を撮りました。
女性2人は「六甲山最高峰」の「山」と「峰」を手で隠して「六甲最高」という最近はやりのポーズを決め、後ろで東京の仲間がカエルのようにジャンプするという構図でしたが、
写真を撮る人が下手でうまくいかず。スミマセン!
魚屋道を降りてすぐの「かんぽの湯」で金泉につかり、
おなじみのコロッケを食べて(コロッケ屋さんが綺麗に改装していたのには驚きました)
温泉娘キャラクターもゲットして、
丁度バス停に泊まっていた三ノ宮行きのバスに乗って、三ノ宮で打ち上げしました。
打ち上げには、仲間の一人のご主人で、
(走らないのに何故か)アイガー仲間の男性も合流して、
いろいろな話が弾みました。
話の中心は、僕たちを結び付けている、プロトレイルランナーの奥宮俊祐さんですね。
当日は、地元のお祭りでスタッフとして焼きそばを焼いておられたようですが、
(暑かったので、昼間は隣のかき氷屋さんにお客さんを奪われて嘆いておられました。笑)
最後は無事に完売したようです。
まあ、こんな具合に面白い近況をこまめに知らせてくれるので、仲間たちも気軽に話題にして、また気軽に奥宮さんが主宰するトレイルイベントや大会に参加しようかということになるのだと思います。
打ち上げの最後に、来年3月に広島で開かれる奥宮さんプロデュースのトレイルレースに、そこにいた五人で参加することになりました。
走らない(?)男性は、「これから練習する!」と宣言していました。
(奥様はやや懐疑的でしたが 笑)
こうやって、「友達の輪」は繋がっていくのでしょうね。笑