2月17日、クイーンズタウンを早朝に発ってマウントクック国立公園に向かいました。
ここで少しニュージーランド南島についてご紹介しましょう。
ネットで検索したところ下記の記事が出てきました。
南島(サウスアイランド)は、最も陸地面積の大きな島で、中心都市はクライストチャーチ。島の中央には「南半球のアルプス山脈」と呼ばれる南アルプス山脈がそびえる。最高峰は、3,724m のクック山(マオリ語ではアオラキ、「雲を貫く」という意味)で、その他に3,000m 以上の峰が18ある。他にもタスマン氷河、サザンアルプス、クック山、ミルフォード・サウンドのような豊かな自然も有名である。クイーンズタウンは世界的に有名な観光・保養地である。温泉地も各地に点在する。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/ニュージーランド 2019/2/23閲覧)
ガイドさんの話では、NZの人口は500万人弱で南島には100万人が居住、クライストチャーチに40万人いるそうですので、島の面積を考えるとその他の地域はは殆ど羊で埋まっていますね(笑)
羊と言えばバスで走っている間に数えきれないくらいの羊を見ました。その数全部で3000万頭。人口の5倍ですね。これでも減ったそうです。羊毛価格の低迷が原因らしいのですが、羊の代わりに牛と鹿が飼われているのを見ました。
鹿肉は牛肉に似て美味しいらしいのですが、奈良県民としてはやや抵抗感があって食べるのは遠慮しておきました(笑)
変わったところではアルパカもいましたね。多分毛を刈るのでしょう。食べる話は聞かなかったな(笑)
どうやらニュージーランドは酪農の国というよりは、牧草の国のようです。
深海から隆起した岩盤の上に、長い年月をかけて地衣類、コケ類が堆積して、薄い土壌を形成して植物が生えるのですが、土中に根を張る農業用作物は作れずにやむを得ず牧草にしたのではないかと思います。それも土地に保水性があまり無いので始終水をやらないと牧草がすぐに枯れてしまします。無数の家畜とともに長大な散水機が点在しているのがバスの車窓から見えました。
アオラキ/マウントクック(NZでは山にはマオリ語と英語で二重に名前が付けられています)に近づいてきました。ビューポイントの湖からはるか向こうの山と印象的な雲の写真撮影をしました。
午後1時頃にホテルに着いた後は、カフェでコーヒーとサラダの昼食を済ませてからチェックインして翌日まで自由時間です。
外を散歩しているとヒラリー卿の像がありました。イギリス隊がエベレスト初登頂を目指したときに、マウントクックで氷河の山の経験があるNZ人のヒラリー卿を招待したそうです。NZでは彼は英雄ですね。
部屋に入るとベランダからマウントクックが正面に見えました。
素晴らしい眺望を前にして、2人でベランダに座り、僕は読書、妻はスケッチをしていました。のんびりした贅沢な時間ですね。
夕食はレストランでラムチョップとワイン。今回の旅行ではラム肉を食べまくってやろうと思いましたが、歩くのと車の移動が多いのでサンドイッチなどで手早く済ましてしまい、ラム肉はまだ2食目です。
夕陽に映えるマウントクックをカメラに収めて早めに寝ました。
ベッドに入ったのですが、ガイドブックにNZの満天の星空の写真があったのを思い出して、一度夜中に起きて空を見てみました。
確かに星が綺麗でしたが、月光が明るすぎました。
数時間後にまた起きて空を見ると月が沈んでいて本当に満天の星空でとても綺麗でした。(眠くて写真を撮り忘れました 苦笑)
もう一回起きたときは明け方近くで残念ながら星は減っていましたね。