2月2日、「投資の鉄人」の方々のセミナーへ参加しました。
自ら名乗るだけあって錚々たるメンバーです。
出演順にご紹介すると、
経済コラムニストの大江英樹さん
教育投資家&ファイナンシャルヒーラーの岡本和久さん
ファイナンシャルジャーナリストの竹川美奈子さん
世界経済・市場アナリストの馬渕治好さんの4名です。
(因みに司会は赤堀薫里さん(CFP)受付は大江加代さんという豪華メンバー)
セミナーの雰囲気はアットホームで、昼食時のお弁当とお茶は大江加代さんとともに講師の4人が配って歩き、懇親会の手配は馬渕さんが仕切っていました。
一番印象に残ったのは、講師の皆さんが普段はやらないだろう(やらせてもらえない?)裏方仕事をニコニコして楽しそうにやっていたことですね。
<鉄人のお一人から「普段も楽しく裏方やってますよ」とのコメントを戴きました 笑>
セミナーの内容は参加された方がFBで触れておられるので、僕は「鉄人寄席」全体から受けた印象を書いてみたいと思います。
まず(ひとくくりにして申し訳ないのですが)大江さんと岡本さんは「投資」の目的、お金を貯めることの意味などについて参加者に問題提起をされたのではないかと思います。
経済学とは「幸せになることを考える学問である」(大江さん)
人生の目的は「お金持ちになることではなく、しあわせ持ちになること」(岡本さん)
岡本さんは子供の投資教育に力を注いでおられますが、子供さんが「お金は汚い」と感じている現状を、何とかして「お金は感謝」に変えようと奮闘されています。
お二人のメッセージをベースにして繰り出される、様々なお話しやエピソードは参加者の心に深く沁みわたりました。
お二人の言いたかったことは、「投資をすることでしあわせな人生を送る資金を得る可能性が高くなる」こと、「お金は貯めることが始まりだが、どう使うかの方がもっと重要だ」ということかなと受け取りました。
3番手の竹川さんは、昼食直後の難しい時間帯に「三角形」で参加者の目を覚まさせてくれました。
竹川さんのお話は、人生のサポートにつき三角形を横に三分割して考えてみて、底辺部分が国家サポート、中間部が勤め先のサポート、残った頂点部分を自助努力として捉えています。
つまり世の中には多種多様のサポートがあるのだから、よく勉強して理解したうえで、(太字は筆者)、公的サポートが不足している自助努力部分に集中して必要な金額を見える化して達成のやり方を考えてはどうかというものでした。
竹川さんは親切にも自助努力部分の達成方法まで教えて頂きました。
これは非常に大切な話です。
したがって秘密です(笑)
最後の馬渕さんは、FBやセミナーでは「ダジャレおじさん」のイメージでしたが、今日は少し「硬派」でした。(笑)
硬派すぎて写真とるのを忘れました。(苦笑)
メッセージは「世の中には投資に対して正しくないやり方や情報が溢れている。これは供給側の責任が大きいのだが、需要側の個人投資家はもっと勉強して
シンプルで正しい情報が流れるように努力すべき」というものでした。
(あくまで僕の記憶です)
幾つか話された「業界」の実例は確かに酷いものもあって、僕も、かつて勤めていた銀行での事例をいくつか思い出してしまいました。
最後は「大喜利」として4人のトークショーと質問コーナーでした。
「謎かけ」などもあって楽しく時間は過ぎましたが、数日して思い返してみると
内容は「現実を直視して、少しでも改善したい」とお4人の講師のお気持ちが
強い印象となって残りますね。
全般的に今回の「鉄人寄席」は和やかな雰囲気でしたが、メッセージ性が強いなあと感じました。
懇親会は多くの参加者が残って4人の講師と楽しく会話しました。
僕のテーブルは、竹川さん、大江さん、岡本さんが来てくれました。
一番長く話したのは竹川さんでしたが、竹川さんが今後の投資信託業界を憂慮していることを感じました。
竹川さんは言葉だけの人ではなくて、「コツコツ投資の会」やほかの会合を立ち上げたり関与したりと積極的に業界のために行動しておられます。
酒席での我々の質問にも真摯に答えて頂きました。
楽しい懇親会もやがて終わり、竹川さんと大江加代さんは慌ただしく帰京されました。何人かは飲みに行ったようです。
個人的な話で恐縮ですが、懇親会でしこたま飲んだ翌日は「木津川ハーフマラソン」でした。寝不足の下痢気味でやや辛かったのですが、21キロを約2時間全力で走ったら、なんと大切なセミナーのお話が頭から飛んで行ってしまいました。
従ってこのブログの内容は、もしかしたらとんでもなく間違っているかもしれません。ご容赦ください。
人生には寛容が大切です。(笑)