12月16日、楽しみにしていた伊勢トレイルランをDNSしました。
11月25日に大阪マラソンを走ったあとで、トレーニングをしていると左足の付け根に違和感が;
右に比べて左がぷっくりと膨らんでいました。痛みはないのですが、念のため
かかりつけの内科のお医者さんへ;
「多分、鼠径ヘルニアつまり脱腸ですね。
左下腹部の筋膜から腸が押し出されていると思います。
激しい咳をするとか重いものを持ち上げて、大きく腹圧を掛けると腸が飛び出すことがあります。
治療は外科手術しかありません。
簡単な手術ですが、信頼できる外科病院に行ってください」
漸く突発性難聴が治りかけたのに、「一難去ってまた一難」です。(苦笑)
早速、友人が経営している大阪市内の病院に連絡して診てもらいました。
「おお、これか!」と言いながら何やら押し込む気配が;
「中に戻しておいた。ポケットに左手をいれて押さえながら歩いたら出てこないかも」
「ランニング中にそんな恰好で走れないよ」
「それなら手術やな。
腸が出たままで体内に戻らなくなる嵌頓(カントン)状態になれば、血流が止まって激痛が走るし、もしも腸内発酵で腸が膨らんで破れたら腹膜炎をおこすこともある。
そうなると緊急手術しないと、死んでしまう。
山の中だと大変だな」
(そんなに脅さなくても・・・)
「わかった、手術するよ」
「手術するなら、術前検査をするけど、手術前に風邪を引いたら手術は延期やで」
「体調管理に注意します」
手術は12月20日に決まったので、悩んだ末に伊勢トレイルランはDNSにしました。
ネットで調べると、「鼠径ヘルニアは乳幼児から高齢者まで広く起こりうる症状だそうです。(2018.12.17 ネット調べ)
僕が「鼠径ヘルニア」になった原因はよくわかりませんが、インナーマッスルを鍛えて体幹を安定させるため、腹圧を掛けるトレーニングを続けていたので、それが何か関係あるかもしれません。
あるいは単に「老化」で腸を抑えている筋膜が緩んだのかも。
いずれにせよ、何日か入院して、しばらくは運動禁止です。
トレイルランニングは1か月くらい止めてくれと、医者に言われたので、
ランニングの再開は1月中旬以降になりそうです。(涙)