10月半ばに突然に左耳が聞こえにくくなりました。
水泳の後だったので「耳に水が入ったのかな?」と思って放置していると
一週間たっても良くなりません。
右耳を閉じて聞くと、左耳は明らかに聞こえにくい。
(もしかして、突発性難聴??)
突発性難聴ならば、発症後1週間以内に治療するかしないかで、聴力の回復に大きな差があります。
発症後1週間目は土曜日でしたが、早速近所の耳鼻科に行きました。
いろいろ検査して、結論は;
「突発性難聴です!」
医者からの注意事項は;
・ステロイド系の強い薬を服用するので胃が荒れるかもしれない。(胃薬は出す)
・4日ごとに診察に来ること。
・運動は原則禁止(水泳も禁止!!散歩くらいは良いが、心拍数120以下にすること)
・もちろん禁酒!
病気の原因を聞くと「ストレス!」
診断書を書いても良いから、会社を休んででも診察に来なさい!
前の会社を退職してから暢気に過ごしてきましたが、今年の1月からバイトを始めました。
ところが9月初めからバイトが急に忙しくなって、土日もなく仕事をする様になったので、
多分それもストレス要因の一つではないかと思います。
(医者はストレスの原因は特定できないと言いましたが)
嘗ての職場仲間の一人は
「スタートアップベンチャーの仕事は厳しいらしくて、他にもそんな話を聞いたことがあるよ」
10月後半には多忙も峠を越したので、現在は仕事を減らして体調を見ながらバイトに通っています。
さて困ったのは神戸マラソンです。
10月の後半2週間は、運動禁止で何もできず。
11月になって、ラン友さんに付き合ってもらって、お遊びランをやりましたが
「心拍数120以下のラン」というのは、どうにも達成不可能でした。
おまけに肋骨の下あたり(肝臓の上)に引きつるような痛みを感じたので
耳鼻科の医者に言うと
「肝臓を傷める様な強い薬は出していない!」
内科の医者は
「もしかして筋肉痛?」
と相手にしてくれません(涙)
(こんなところ、筋肉痛になるかなあ?)
もう開き直って
(原因がストレスなんだから、ストレスを貯めなければいいだろう。
ランナーのストレスは走れないことだから、心拍数を気にせずに走るか?)
ということで11月初めから(独自の判断で)走り出しました。
左耳の聴力は不安定で、聞こえたり聞こえなかったりでしたが、
走ったからといって聞こえにくいわけでもなさそうなので、
ストレスにならない程度に緩い山歩きや、適度なランをラン友さんと数回やって神戸マラソンを迎えました。
11月18日の当日は快晴。スタート時の気温は14.5度、最高気温は17度でした。
太陽が燦燦と降り注ぎ、港街神戸の景色は抜群でしたが、走行中は暑くて給水所で水を頭や太ももにかけながら走りました。
準備不足と体調の関係で、走るペースは最初から1キロ当たり6分20秒~40秒の間と決めていました。
目標時間は4時間半。(4時間半程度という意味です)
理由は4時間に近づけると無理して下半身に負担がかかるし、5時間だと集中力が切れて全身に疲労が残るからです。
僕にとって走ったあとに、もっとも気持ちよく疲労と満足感のバランスが取れるのが4時間半くらいなのです。
結果的には、景色や応援を楽しみながら、ほぼ6分25~35秒程度のイーブンペースで楽しく走ることが出来ました。
しかしながらマラソン中は、左耳の聞こえ具合を試しながら走っていたので、
せっかく応援してくれた人の全部には気付きませんでした。
(頑張りすぎてスピードを上げると、ストレスがかかって聴力が悪化するかもなどと考えていたので)
胃腸トラブルも気になっていましたが、時々軽く引きつりながら、なんとかゴールまで持ってくれました。
それでも3組の応援の方々に手を振ることが出来て良かったです。
ネットタイムは、4時間36分56秒だったので、想定の範囲内に収まりました。
マラソンの翌日に医者にいったところ、お陰様で左耳の聴力は回復中の診断でした。
でも医者によれば突発性難聴は再発する可能性があって、原因は主にストレスらしいので、
これからも頑張りすぎずに「楽しむ程度」のランとバイトを続けて行こうと思っています。
⇒「今までと同じやんか!」と言われそうですね(笑)