3月18日、宝塚を出発して六甲山最高峰から風吹岩経由で甲南山手駅まで約20キロの山道をラン友のOさんと六時間半かけて歩いてきました。
午前9時に阪急宝塚駅で待ち合わせました。
元々はラン友のMさんが参加するはずでしたが、故障のため急遽欠席になってラン友のOさんと二人で行くことにしました。
でも直前になって宝塚近辺に住むトライアスリートのTさんに声を掛けると
「山は行けないけど駅に顔を見に行くよ!」とのこと。
Tさんはランニング姿で登場しました。
自宅から7キロを水も持たずに走って来たそうです。
参加できない理由は、来月のバイクの大会に備えて昼から自転車の練習があるためです。
先週末に40キロのトレイル大会に参加しているのに元気です。
そこへOさんが登場。
Oさんも先週末に40キロのトレイル大会に参加しています。
大会前に足の親指の爪を痛めたそうで、痛いけれどゆっくり歩くなら行けるということでした。
Tさんは途中の塩尾寺まで一緒に行くというので、坂道を登り始めました。
途中で舗装路を外れて山道を登り始めます。
「舗装路は退屈でしょう?」とTさん。
それはそうだけどねー 苦笑
しばらく行くと舗装路に出ました。
ところがここでまた山道を見つけて入りました。
地図に無い山道で標識も階段も手すりもありません。
山道は長々と続いていました。
途中で、流石に不安になったのか地図の読める女性2人が地図とスマホを見ながら現在位置の確認を始めました。
僕は「話は聞くけど、地図は読めない男」なので、近くで待機していました。笑
(足跡があったので大丈夫だと思ってました。笑)
更にしばらく登ると、漸く縦走路にでてTさんとお別れしました。
Tさんは自宅まで約10キロの道をランニングで帰っていきました。
午前に20キロ近く走って、午後からバイクの練習とは元気ですねー。
そこからOさんと二人で歩き出しました。
Oさんは仕事やプライベートのことでストレスが溜まっていたらしく、山に来て発散することを楽しみにしていました。
「気持ちいい!すっきりした!!」を繰り返していました。笑
多少の足の痛みには代えられないというところでしょうね。笑
山歩きなので、四方山話をしながら六甲山最高峰に向けて歩いていきました。
途中で沢山のトレイルランナーやハイカーに出会いました。
「今日は日曜日で人が多いですねー」
歩いていると途中から風が吹いて寒くなってきました。
山の気温は下がりやすいですね。
僕は夏用のウェアを着ていたので、上着にレインウェアを羽織りました。
寒かったので結局最後まで脱げずに着ていましたね。
最高峰近くの一軒茶屋に入って、二人ともきつねうどんを食べましたが、到底足らないので持参の握り飯もついでに食べてしましました。
最高峰からの下りはポールを使ってみました。
僕の今回の山歩きの目的は、ポールを使っての下りを試してみることでした。
僕の後ろから見ていたOさんは、ポールが足に絡まりそうで、上手く捌けていなくて走りにくそうだったとのコメントをくれました。
僕も下りでポールを使うとスピードが落ちるし、山道とポールの両方に神経が分散して疲れるかな?という感じがしました。
Oさんも「誰か上手くポールを使える人に教えてもらえないかなあ」と言っていました。
時間があったので、東おたふく山を経由して歩きました。
山道を下っていくと、ここでも沢山のハイカーに出会いました。
子供さんも沢山いました。大学生らしい人たちが引率していましたね。
途中の風吹岩で小休止して岩の上で写真を撮りました。
「黄昏」ポーズで決めようとしますが、子供さんが写ってしまい、どう見ても孫連れのお爺さんですね。笑
風吹岩から蛙岩を経由して水の流れる山道を歩くと住宅地に出ました。
神戸の住宅地は落ち着いていて良い雰囲気ですね
甲南山手駅近くの銭湯で汗を流して、夕方に三ノ宮で所用のあるOさんと駅で別れて奈良に戻りました。
時間が早かったので、自宅の最寄り駅周辺の居酒屋で妻と合流して食事をして帰りました。
充実した一日でした。