4月5日、万博テストランの入場券を戴いたので、妻と出かけてきました。
午前11時に地下鉄中央線の夢洲駅に着くと、周囲はEXPO一色。
沢山の人で溢れていました。
駅の出口から、万博東ゲートまでは数百メートルの距離ですが、長蛇の列に並んで
ゲートを越えて入場したら、ちょうど12時。
約1時間かかりました。
並んでから、入場ゲートをくぐるまでは、東京マラソンとほとんど同じやり方でしたね。
当日の入場予定人数は3万人超らしく、規模的には東京マラソンとほぼ同じです。
つまり、混雑する国際空港で、入出国をする感じです。
時計や財布などの金属類や飲み物は、トレイに出して荷物とともに透視されるので、
時間がかかります。
空港と違って、パスポートは不要ですが、手荷物検査とチケットは、一人一人、しっかりと
確認されました。
会場に入って周囲を見ると、まず目に入ってきたのは、全長2キロの大屋根リング。
ここに登って、1周歩くのが、私の目的だったのですが、時刻はお昼。
空腹に負けて、まず昼ご飯を食べることにしました。
食べるところは沢山あるとの話でしたが、3万人超の入場では混んでいるだろうと思って
土産物を販売しているところで能登牛肉・能登豚肉の弁当を売っていたので、美味しそうな誘惑に負けて購入。
妻も、仕方なく付き合って、カニ寿司弁当を購入。
「座るところは、沢山ありますから」と販売員に言われて探すも、ゲート付近だったので
ベンチはどこも一杯。
漸く、長椅子で一人が座っているところに「すみません」と言って、端っこに座って
買ってきた弁当を、二人で食べました。
そこへ、ベンチに座っていた人の連れが2人やってきて話しだしました。
聞くともなく聴いていると、どうやら、どこかの学校の万博訪問の下見にやってきた模様。
会期中は、沢山の学生が万博を訪問するらしく、先生方も準備に大変な模様ですね。
弁当を食べて、ゴミをゴミ箱に捨てました。
会場のことがよくわかっていなかったからだと思いますが、ゴミ箱とトイレの表示は
ゲート付近の感じでは、少しわかりにくい感じがしましたね。
弁当を食べて、エネルギーを充填したので、妻とパビリオンを見学することにしました。
まず初めは、コモンズ-A館です。
ここには太平洋の島国など、単独でパビリオンを出していない国の展示が行われています。
モーリシャス・トンガ等の聞きなれた名前や、よく知らないアフリカ大陸の国名もありました。
ここに入った目的は、東ゲートから一番近くトイレがある場所だったからでしたが、
いろいろな展示が楽しめて良かったです。
そこからフランス館・アメリカ館、オーストリア館などを歩きましたが、いずれも開館は6日以降で、残念ですが建物を見ただけでおわりました。
日本館にも行きましたが、事前予約をしていないと入館不可。
さらに歩くと、カナダ館に長蛇の列。
どうやらここは、当日でも入館できそうです。
列に並ぶこと数十分、入館すると、入り口で四角いタブレットを渡されました。
カナダ館の中へ入ると、ところどころに白い造形物が置かれていました。
そこにタブレットを向けて、画像を見ると、様々な画像が映っていました。
自然や大都市など、それぞれにテーマがあるようで、最後は宇宙から見た地球の映像でした。
多種類の映像が見えて面白かったのですが、それよりもカナダ館の担当者たちが、丁寧に親切に、来訪者に対応していることに印象付けられましたね。
気持ちの良い経験でした。
カナダ館のあとは、少し歩いてアルジェリア館に入りました。
オーソドックスな展示でしたが、全体的に入館できるパビリオンがほとんどないので、
アルジェリア館も近くのEU館も長蛇の列でした。
アルジェリア館を出て、次の目標はパソナ館です。
万博のテーマに沿った、生命を主体に展示してあるとのこと。
今朝、出かける前にテレビ番組で見た、iPS細胞で作った心臓の展示に妻は興味津々でした。
円形の大屋根リングの内側で、直径を歩いていく感じでした。
円の内側には、各国のパビリオンが、特徴ある様式で、所狭しと並んでいました。
万博のテーマが「生命」だからか、木材などの自然素材を活用したデザインが多かったですね。
大屋根リングの逆サイドまで行って、西ゲートの近くを抜けると、ガンダム像が、その雄姿を現しまし
た。
私の職場がある、グランフロント北館1階でも、ガンダムが展示中なので、もしかしたら
コラボしているのかもしれません。
バンダイ館の向かいは、お目当てのパソナ館です。
ここも事前予約を受け付けていましたが、嬉しいことに予約なしでも、並べば入れてくれました。
入口には、鉄腕アトムとブラックジャックが並んで描かれていて、希望者は(別の列に並べば)係の人(パソナの社員?)が写真を撮ってくれます。
館内は、生命一色。
iPS細胞で作った心臓は、とても小さくて、でも動いていました。
お目当ての展示を見ることが出来て、妻はご満悦。
出口のショップで、鉄腕アトムとブラックジャックのキーホルダーを記念に買いました 笑
近くに「よしもと館」もあったのですが、それよりも早く大屋根リングに登りたくて、エスカレーターにゴー。
リングは、基本的に上下二重の通路になっていて、いくつかの地点で上下が交差して
上を歩いたり、下を歩いたりが可能です。
海の上の部分で、上のリングを歩くと、明石海峡大橋などの海の景色が見えるので、
沢山の人が上の通路に居ました。
しかし、沢山の人が景色を眺め、写真を撮るので、結果的に渋滞が発生します。
皆さん、ゆっくり歩いているのですが、双方向なので、景色の良いところでは人の塊が発生します。
3万人超でこの状態なので、真夏の暑さで、入場者が10万人を超えるとなると、
大変なことになりそうですね。
会場でも対策は考えるのでしょうけれど、個人でも対策を考えていったほうが良さそうです。
ゆっくりと大屋根リングを一周して、元のエスカレーターで地上に降りました。
再度、各国のパビリオンを眺めながら、ぶらぶら歩いて東ゲート近くまで戻りました。
最後の目的は、記念グッズ購入です。
ゲート近くにある、マーケットプレイスへ行って、記念グッズを見て、いくつか買い物をしました。
主体は、お菓子ですね 笑
翌日に、ラン友さんたちと、山歩きする予定なので、山で食べるお菓子も含めての買い物です。
時間は午後4時。
本日の閉場は午後6時なので、込み合う前に帰ることにしました。
それでも地下鉄中央線は、そこそこに混んでいて、本番になると大変そうな気はしましたね。
車中では、妻と「パビリオンも大屋根リングも楽しかったね」という話をしました。
会期中に、あと1~2回は行ってみたいと思いますね。