• 定年男子のランとマネー

1.2024年の振り返り

<住み替え>

2024年の一大イベントは転居です。

米国勤務から帰国して、28年間住み慣れた、奈良県北葛城郡の戸建て我が家を売却して

生まれ故郷の大阪市内のマンションに転居しました。

転居のきっかけは、飼い猫の事故死ですが、その前から老後生活を考えて、元気なうちに

駅近のマンション生活に切り替えるようと思っていました。

米国勤務中は、郊外の戸建てに住んでいて、帰国後も郊外の戸建てだったので、戸建て生活の良さも不便さも十分に堪能しました。

戸建ての良いところは、いろいろな意味で家のことが自分の自由になることです。

隣家と離れていれば、多少の騒音や庭のバーベキューの煙で気を遣うこともなく、家の

リフォームをしたくなれば、いつでも可能です。

走りたいときに、自宅周辺の公園、近くの山等に走りに行けます。

反面、買い物や外出などでは、自家用車が必需品になるので、年齢を重ねて運転が億劫に

なるようなら、車を使わない日常生活の範囲は極めて限定されます。

通勤時間(距離)も長いので、持病(神経痛など)が出るようになると、長時間の忍耐を

強いられることになります。

まとめて述べれば、年齢を重ねるにつれて、それまで快適だった環境に、うまく適応でき

なくなる自分を発見するということですね 苦笑

飼い猫が死んだのが2023年8月だったので、秋くらいから近くの駅のマンションの

内覧や、大阪市内で中古物件の内覧を始めました。

住宅ローンの可能性を不動産屋さんに聞いてみると、借り入れ開始は70歳までで、

返済は80歳までに終えることが一般的なようです。

しかも、私は契約社員なので、たとえ借りられても借入金額は多くは望めないということで、

仕方なく、購入資金は老後資金の取り崩し範囲内で考えることにしました。

あらかじめ不動産屋さんに、予算と希望を伝えていたのですが、当然のごとく予算と希望が合致する物件は、なかなかありませんでした。

不動産情報を集めてみましたが、好立地のマンションは供給が絞られて、希望する立地と

面積では購入が難しそうです。

2024年1月初めに予定していた不動産屋さんのアポが、先方の都合でキャンセルになったので、自分たちで希望する立地のあたりのマンション内覧会に行ってみました。

2件ほど回ってみたところ、2件目が(かなり狭いけれど)希望の条件に近かったので

そこに決めました。

<引っ越し>

奈良県の自宅には、独身時代、新婚時代、スペイン勤務、東京勤務、米国勤務時代からの

荷物が、比較的余裕がある収納スペースに一杯入っていました。

新居はとても狭いので、4月末の引っ越しまでの間に、これらのほとんどを処分しなければ

なりません、

旧自宅地域の家庭ごみ収集は、生ごみ、プラごみ、粗大ごみなど、それぞれ廃棄の曜日と

(種類によっては)ゴミ袋の個数が決まっているので、妻が計画を立てながら順次廃棄しました。

まだ使ってもらえそうなものは、弟夫婦に頼んでメルカリで売ってもらい、ブランド品で

不要なものは買取屋に持っていきました。

ここでは妻が大活躍しましたね。

家具の処分は専門業者に依頼して、電器、ガス、水道の契約解除などは私が手配しました。

新居には、必要最低限のものを持ち込みましたが、それでも相当な量になったので、

ここでも妻が奮闘して、少ない収納の中に何とか押し込みましたね。笑

<自宅売却>

新居の情報を集めている時に、付随して入手したのが、郊外の戸建て不動産情報です。

コロナ禍の際に、リモートワークが可能になって、少し広めの戸建て住宅人気が盛り上がったと聞いていたので、不動産業者に仲介を依頼するときに聞いてみたら、コロナ禍の反動で

郊外の戸建てはほとんど売れていないということでした。

実際に売り出し中の物件情報を見せてもらうと、同地域で10件以上が売り出されていて、中には長期にわたって棚さらしになっているものもありました。

自分でも情報を集めてみようと思ってYouTube等を見てみました。

情報は関東のものがほとんどでしたが、確かに郊外の戸建ての売れ行きは良くなくて、

都心のマンションは、供給不足から値上がりしているようでした。

理屈を考えれば、たしかに日本全体では、人口が減って空き家も増えているのですが、

核家族化や単身世帯の増加で、世帯数自体は増えていて、特に大都市圏では、少人数の生活に適した住宅の供給が需要に追い付いていないようです。

逆に言えば、家族向け住宅への需要は、人口減少とともに減退していて、これが郊外にある

戸建て住宅の販売不振に繋がっているようです。

私は、自分の家を貸家にして不動産業をやる気がなかったので、固定資産税や火災保険などのコストを考えれば、査定金額より多少低くても、早めに売却したほうが良いかなと考えていた時に、不動産屋さんが業者への売却を勧めてきました。

不動産業者は、リフォーム後に売却するので、売却金額は安いのですが、愛着のある家を

綺麗にして誰かが使ってくれるのなら・・と思って夏ごろに売却しました。

<新生活>

自動車を売却したので、日常生活はほぼ歩きと電車です。

自宅近くの整形外科で受診し、神経痛のリハビリを始めたら、以前より楽に走れるようになって、現在は毎月100~130キロをゆっくり走っています。

六甲山や生駒山も近くなったので、時々山登りに行っています。

梅田のオフィスや、谷町4丁目にあるかかりつけの病院にも近くなったので、通うのが楽になりました。

冬になって、マンションの良さを実感したのは、奈良の戸建てよりも、かなり暖かいということです。

YouTubeで見た不動産の専門家が、「戸建てとマンションでは、平均寿命が7年違う」と

言っていました。

数字が本当なのかは、私にはわかりませんが、少なくとも神経痛には好いと思いますね。笑

2.2025年の目標

これといった大それた目標は無いのですが、今のルーティーンをできる限り継続するということですね。

ルーティーンは、起床したら、朝ご飯を食べて、ネットニュースや新聞を読んでから、少し英語とスペイン語の学習をして、ストレッチ・筋トレを30分程度行うというものです。

この話をラン友さんにしたら、「それなら朝から身体が起きますねー」と感心されました 笑

2024年は、転居で多忙なことや、神経痛で走れなかった時期もあったので、ラン友さんと、あまり山に行けませんでしたが、2025年は山行の機会を是非増やしたいと思います。

あとは、昨年古希を迎えたので、これまで広げてきた活動を整理して、いくつかに集中していきたいと思っています。

2025年も引き続きよろしくお願いいたします。


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