11月17日、かつての職場仲間10数人で、神戸市の和田岬を歩いてきました。
この辺りは、平清盛が大輪田の泊と呼ばれる港を開き、神戸港や兵庫港発展のもとになった場所です。
実際に散策してみると、清盛塚や平相国廟など、清盛ゆかりの史跡がたくさん見かけられます。
中でも清盛の菩提寺と言われた(?)能福寺の兵庫大仏は、日本3大仏の一つに数えられていて、近くで見るとなかなか立派ですね。
ちなみにネットで検索すると、日本3大仏とは「奈良の大仏、鎌倉大仏、京の大仏」を指し、
このうち秀吉が作った京の大仏は現存しないため、その後継大仏の一つに、兵庫大仏が
上がっているようです。
(有名な日本の三大仏像/ホームメイト 2024/11/19閲覧)
この近くで生まれた一人が、ガイド役になって、和田岬の歴史や由緒ある鉄道など、該博な知識に基づいて説明してくれるのですが、私は長く伸びた人並みの最後尾にいて、近くの
友人たちと会話していたので、おそらく大事な説明は、ほとんど聞き漏らしていたと思います。すみません 笑
この会の仲間は、年に数回会っているので、特にトピックスもないのですが、当日が兵庫県
知事選挙の投票日であったことから、前知事を取り巻く様々な疑惑が解明されないままに
選挙に突入したことと、選挙戦でSNSによって拡散された様々な情報について、(選挙権を
持った友人もたくさんいたので)いろいろと話が出ましたね。
昼前に兵庫駅について、元町駅まで電車で移動して、駅前の中華店で昼食宴会となりました。
ここは、ガイド役の友人が、高校時代に天文部だったころからの行きつけのお店で、前評判通り、とても美味しい中華店でした。
近況報告のトップは、先日天皇陛下から勲章を受章した人の話。
一般的に、勲章は70歳からしかもらえないらしく、彼は最年少の受賞になります。
勲章に縁が深い人は、あまりいないので、受章の経緯や身体検査(交通違反歴まで聞かれるそうです)、授章式の様子など、たぶん一生ご縁のない話を興味深く拝聴しました。
集まった人たちは、68歳から70歳くらいです。
少し前までは、現役で働いている人も多かったのですが、現在では仕事をしている人が少数派になりました。
それぞれのお孫さんたちも成長してきたので、最近の話題はけがや病気が多いですね。
通勤から帰宅時に自転車に衝突されて骨折した人。
体調不良だなと思って検査に行ったら、思わぬ大病だった人
降圧剤などの薬を常用している人も多いようです。
今回は、そんな身の回りの話に加えて、「ふるさと」について話すことになりました。
お互いに50年近くの付き合いですが、何処で生まれて、何処で育ったかを聞くのは
初めての人も多くて、いつもと違った話題を聞くのは面白かったです。
現在の我々の目標は、2028年が我々の入社50周年になるので、これまでに39回開催しているこの会を、あと13回開催して、50周年目に53回目を開催して有終の美を飾ろうと
いうことです。
それまでは、病気やけがに負けずに、石にかじりついても(笑)元気で過ごし、笑って
50周年を迎えたいものですね。