• 定年男子のランとマネー

10月5日、「チーム散歩」(笑)7名で、伏見稲荷社から伏見桃山あたりを散策してきました。

前日までの雨が、嘘のように晴れ渡った絶好の散歩日和に、何処からこれだけの人数が

やってきたのかと思うほどの外国人観光客に揉まれながら、伏見稲荷大社から稲荷山の

山頂までぐるりと歩き、そこから京都トレイルランの標識に沿って、大岩神社、明治天皇陵

乃木神社を経て、黄桜酒造経営のレストランで昼食とお酒を楽しんできました。

「チーム散歩」とは誰が命名したかわかりませんが、私のFP仲間と高校時代の同級生

(高齢者)という、普通ではクロスしない組み合わせの7人が、それぞれ(話題が合っているかどうかわかりませんが 笑)和やかに談笑しながら、約14キロの道のりを、約4時間半かけて歩いてきました。

ほとんどのメンバーが、伏見稲荷に来たことがあるのですが、かなり昔の話で、冒頭書いたように、これほど外国人観光客の訪問スポットになっているとは思いませんでした。

稲荷山の麓から山頂まで続く、有名な赤鳥居は、続々と歩く海外の人の列でゆっくりとしか進みません。

彼らは、せっかくの来日記念に、あちこちで気分の赴くままに写真を撮っているので、行列はさらに進まず、停滞します。

過去にスペインに駐在したときに、休暇でロンドンやパリに行くと、首からカメラをつるし

眼鏡をかけた、頭髪の黒い日本人の一団によく遭遇しましたが、カメラが進化して小型化したことと、頭髪の色のバライティが豊富なことを除けば、当時も今も人間のやることは一緒だなと思いますね。苦笑

稲荷山山頂で拝礼をしていると、アジア系の観光客に呼び止められました。

お神籤を引いたらしいのですが、どうやら漢字が読めないので意味を教えてくれと日本語で聞いてきました。

和歌(?)と解説を読んで、英語で説明してあげたのですが、日本語でお礼を言われました。

もしかして日本語を知りたかったのかな?笑

稲荷山を下りて、市街地を中心に大岩神社まで歩き、更に明治天皇陵から乃木神社にお参りしました。

ちょうど世の中は選挙の話題が盛んで、兵庫県在住の友人に兵庫県知事選挙について聞いてみたり、(学校の後輩が知事選に出るそうで、詳しかったですね)自民党総裁選から衆議院選挙での自民党の公認非公認等の話題、更には米国大統領選挙の話題など、のんびりと散歩を楽しむことが目的の「チーム散歩」の会としては、異例に政治色が強い回になりました。

といっても、政治の話をしているのは、私とほんの一部の人で、ほかの人は大岩神社の

変わった彫刻付きの鳥居の話、明治天皇陵の長~い階段の話、乃木神社の「さざれ石」の話など、歴史に絡む話を楽しんでいました。

京都はお寺と神社がいたるところにあって、私など京都にご縁のない者は、どの神社に由緒があり、どのお寺がパワースポットなのか、さっぱりわかりませんが、時折出くわすお寺が

源氏物語にゆかりがあると説明があると、なるほどなあとわかったふりをします 笑

高校時代の友人の一人は、以前に源氏物語を読破したことがあるようですが、私はそんな

読書力がないので、高校時代に習った「大鏡」の断片をわずかに思い出して、せっかくの

京都伏見巡りを楽しもうとしていました。

京阪電車の伏見桃山駅を過ぎると、黄桜酒造が経営する、お酒の販売店とレストランに到着しました。

午後1時過ぎについたのですが、中はいっぱいで1時半くらいまで待ちました。

「さあ、どうぞ。申し訳ないのですが、ラストオーダーは午後2時です」

ゆっくりお酒を飲もうかと思いましたが、この混雑では初回オーダーがラストオーダーに

なりそうで、メニューにあった「竜馬御膳」と「京都IMP」ビールを頼みました。

なぜこれが「竜馬御膳」なのか不明ですが、ビールはよく冷えて、濃い味で、暑い中を歩いてきた身には嬉しい瞬間でしたね。

食事を終えたら解散です。

解散前に次回の日程と場所を決定。

来年2月1日に、摩耶山を越えて有馬温泉まで歩くことにしました。

食事を終えて、三々五々、駅に向かって歩き出して、適宜解散しました。

大人になってからのお付き合いは、「君子淡交」があっさりしていてよろしい気がしますね。


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