7月21~22日で妻と淡路島へ行ってきました。
7月に70歳になったので、いつもと違う祝い方をしたいなと思って、いろいろ考えたのですが、淡路島でパソナ社が運営している、「フレンチの森」オーベルジェPrince Etoileが
旬の食材を使ったバスク風フレンチ料理を提供していると聞いて、そこに宿泊してゆっくり休日を楽しむことにしました。
もともと、今年初夏あたりにスペインのバスク地方にある、美食の街サンセバスチャンに旅行して、美味しいものを食べようと企画していたのですが、引っ越しという大事業をやってしまったので、泣く泣く諦めました。
しかしながら、本場ではありませんが、淡路島という場所で、スペイン旅行の雰囲気に浸れるならば、行ってみるかということで、暑い中を行ってきました 笑
淡路島は、スペインに比べてかなり近距離なので(笑)、余裕をもって午前10時ごろに自宅を出て、三ノ宮の神姫バスターミナルから高速バスに乗り込みました。
11時20分発のバスは、12時には「ニジゲンノモリ」に到着。
そこからパソナ社が運営する無料バスで、主に西海岸に点在するパソナ社のリゾート施設を回るのですが、その前に、広大な「ニジゲンノモリ」を散策しました。
気温34度の園内には、家族連れ、若い女性、外国人が暑そうに歩いていました。
人気があるのは「ゴジラ」
手前のスタンドから、大口を開けたゴジラに向かってジップラインで滑空していきます。
子供だけかと思ったら、大人も楽しんでいましたね。
カフェやレストランもありましたが、昼時なのと外が暑いので、どこも満員でした。
我々は、さっさと諦めて散策を切り上げ、無料バスを待って「クラフトサーカス」に行ってみました。
妻がクラフト好きなのと、「ニジゲンノモリ」から海側に出たところにあるので
久しぶりに海を見たくて、とりあえず行ってみたということです。
ここは、海沿いのテラスから、沖を行くタンカーなどが眺められて、海を見ながらゆっくりできました。
おなかが減ったのですが、豪華夕食(?)を期待して、昼ごはんは、キーマカレー1人前を妻と分けて食べました。
飲み物は、もちろん夏には生ビール。
美味かった!!
海を見ながら、何やかやと二人で話していましたが、せっかく島に来たのだから、パソナ社の施設をもっと見るかということで、廃校になった小学校を再生した「ノジマスコーラ」に
行ってみました。
到着時刻は午後2時。暑~い。
ノジマスコーラには、「のじま動物園」があって、ヤギのエサを買って入るようですが、
暑いのでパス。
小学校の校舎に入って、かき氷を頼んだら「3時からです」と断られたので、校庭のベンチでしばし休憩。
ボケっとしていましたが、飽きたので、再びクラフトサーカスに戻って、ビールを飲むことにしました。
スコーラの校門のところで待つこと20分。
暑さに負けそうになったところで、ようやく無料バスが到着。
まあ、無料だから文句も言えませんね。
再びクラフトサーカスに戻って、海沿いのテラスからビールを片手に妻と四方山話。
左手に見える岬をダイヤモンドヘッドに見立てて、無理やりハワイ気分だねと言ってみたり、たわいない話ばかりで1時間超。
周囲は、家族連れ、外国人など。
若い女性はキティちゃんがお好きと見えて、キティちゃんの施設に集まっていたようです。
ようやく午後4時前になったので、チェックインのためフレンチの森に向かいました。
ここは各々3人のシェフが、それぞれ特徴ある料理を提供するオーベルジュが3棟並んだ地域。
我々の宿泊する棟は、宿泊定員3組で、その日はちょうど3組が宿泊予定でした。
2階の部屋に案内してもらって、汗まみれの身体を、檜風呂(!)でゆっくりと癒して、
エアコンの効いた部屋でベッドに寝っ転がって、テレビをボヤっと見ながら夕食を待ちました。
ちょうど27時間テレビの「ティーチャーは誰だ」というコーナーをやっていましたね。
夕食は期待にたがわない素晴らしいバスク風料理でした。
写真をいっぱい撮ったので、並べておきます。
飲み物は、シャンパン、白ワイン、赤ワインが、各一杯ずつのセットをオーダー。
古希の誕生祝と言ったら、こっそり赤ワインを一杯おまけしてくれました 笑
部屋に戻り、大河ドラマを見ていると、かすかな音が聞こえてきました。
そう、今夜は花火大会。
花火好きの妻が、ベランダの戸を開けて、遠くに見える打ち上げ花火を楽しんでいました。
期待していた星空は、残念ながらあまり見えませんでした。
翌朝は、5時半からランニング。
すでに30度近い感じで、フレンチの森からニジゲンノモリまで1キロ昇り、そこから
ハイウエイオアシスまでの2キロ弱を気持ちよく走り下りした。
折り返し、昇り始めると、暑さと急な坂で、走り切ることができずに、何度も立ち止まりました。
「昔は走りきれたのに!」
「すぐに昔のことを言うのは、年を取った証拠」
「古希は充分なお年寄りだよ」
心の中での自分への突っ込みです 笑
5キロ少しのランを終えて部屋に戻ると、汗が止まらず。
再び檜風呂に浸かって、汗を流して午前8時の朝食を待ちました。
朝食も期待通りの素晴らしさでした。
写真だけ並べておきます。
朝食を終えて、部屋に戻ってもすることがないので、ぼんやりとテレビを見ていたのですが、
ふと窓の外を見ると、どうやら今日も猛暑日。
ホテルをチェックアウトしたら、もう少し島を見て回ろうかと思いましたが、車もないので
炎天下を歩き回ることを考えたら、まっすぐ帰って、家でゆっくりするほうが良いかなという結論になりました。笑
この辺りは、高齢者の考え方ですね 笑
おかげさまで、海辺でのんびりでき、スペイン風美食も堪能できたので、希望はすべてかないました。
付き合ってくれた妻に感謝しつつ、古希を超えて、明日からまた一歩ずつ進んでいきたいと思います。