最近立て続けに若い人から、海外の就労や学習の話を聞く機会がありました。
一人は20代の女性。
会社を辞めて、ワーキングホリデイを活用して、欧州に行くようです。
もう一人は、30代の女性。
この人も、会社を辞めて大学院に入学し、海外をテーマに研究したいとのこと。
2人が私に話しに来た理由は分かりませんが、おそらく、私が海外で働いたことがあること、
大学院修士課程を修了していること、私の現在の仕事が、海外の金融機関誘致の相談窓口であること、そして、年齢が離れすぎているので、相談しても人畜無害?であることなどでしょうか 笑
個人的な話は差しさわりがあるので、私がこの二人にしたアドバイス(?)について
書いてみます。
今年1月にステージ4の食道がんで亡くなった、経済評論家の山崎元さんは、亡くなる
直前まで、YouTube等で資産運用や働き方などについて積極的に発言されていました。
最後まで、自分のやるべき仕事を、淡々と続ける強い意志には、深い敬意を覚えます。
その山崎さんが、若い人に言っておきたい言葉として、「労働者として働くことは、資本家に搾取されるだけで、お金持ちには絶対になれない。人に使われるのではなく、人を使う側にまわって、資本の利益を享受しろ。失敗したって、クビになるだけだ」と繰り返して
いました。(私が、彼のYouTube動画を、繰り返してみたからかもしれませんが 笑)
私のところに話にきた2人は、既に会社を退職していて、失うものがない立場なので、
20代の人には、「起業する目で、海外で働いてビジネスチャンスを探したらどうか?
帰国してから、海外経験が生きると思う。若いうちに起業できるなら起業すればよい」
というアドバイスをしました。
30代の人は、まず大学院修士課程に入学するということなので、論文というものについて
私の考えを伝えた後で、論文作成の為に、海外のスタートアップ企業などにフィールドサーベイを行うならば、自分だったらどのように起業するかという視点を取り入れることを
アドバイスしました。
新聞やテレビなどでは、最近の若い人は、海外に出たがらないというニュースを見聞きすることが多かったので、偶然だとは思いますが、若い人から海外で活動する話を聞いて、明るい感じがしましたね。
2人がこの後、どのような決断をして、どのような人生を歩んでいくか楽しみです。
機会があって、サポートできることがあれば、私にできることはやってあげたいと思います。