11月30日、JR大阪駅前広場のカフェで、大阪府市主催「Global Finance & Innovation
Forum in Osaka 2023」が開催されました。
当日は、大阪得意のライフサイエンス分野と国際金融の内外のスタートアップ30社が
登壇し、参加者に含まれる金融機関やVCなどに資金調達を目的としたプレゼンテーションを行いました。
この催しは、大阪府市の担当部局が、かなり力を入れて開催したもので、日本と世界から
資金調達を考えているスタートアップを集めて、日本の金融機関やVCとのマッチングを
図ろうとして企画したものです。
会場には、端っこに同時通訳ブースが設置されており、海外と繋ぐための沢山の機材も
持ち込まれていました。
最初は、ライフサイエンス関連のスタートアップからです。
聞いていると、大阪大学などからスピンアウトしたスタートアップが多い印象でした。
登壇者は、学位を持った研究者が多く、自らが起業した事業の説明を、各社5分以内という
厳しい条件でプレゼンしていました。
私は、以前にバイオ関係のスタートアップに在籍していたので、DNAやRNAに関連した
(多くは博士号を持つ)プレゼンターたちの話を懐かしく聴いておりました。
休憩をはさんで、金融関連のスタートアップのプレゼンに移るのですが、時間をもらって
「国際金融ワンストップサポートセンター」紹介のプレゼンを行いました。
私の後に、日本フィンテック協会の理事さんが基調講演を行い、そのあとフィンテック企業15社がプレゼンしました。
フィンテック企業は、日本とともに海外からオンラインで参加した企業も多くて、業務内容も多岐にわたり面白かったですね。
自社の特徴や、今後の成長曲線を示して、熱心に説明していました。
プレゼンが終わると、プレゼン企業と資金提供者のネットワーキングです。
参加企業が10数個のブースに陣取って、訪れてくる金融機関などに対応しました。
私も、登壇して興味を持ってもらった、いくつかのスタートアップの相談を受け、大阪に進出する場合のサポートにつき説明し、さらに相談が続くようなら、改めてオフィスで面談
またはオンラインで話すことにしました。
結局6時間にわたる長丁場を終えたのは、午後7時。
関係者として、会場の片づけを手伝って、充実した気分で家路につきました。