• 定年男子のランとマネー

10月15日、大阪府勤労者山岳連盟が主催するダイヤモンドトレイル縦走大会に参加してきました。

この大会は、二上山から葛城山までの20キロコース。

金剛山までの30キロコース。和歌山県の紀見峠までの40キロコースがあります。

今回は、前週に福島県の安達太良山に登り、前日に六甲山に登山していたので、疲労を

考えて20キロコースに参加しました。

<ダイヤモンドトレイル>

大会前日は雨で、朝から天気が回復する予報でした。

スタート地点では曇り。山に入れば、徐々に晴れ間が出てくるだろうと思っていました。

水分は1リットルでしたが、雨上がりの湿気と、気温上昇を考えて、入山直前の自販機で

もう一本買い足しました。これで水分だけで1.5キロですね。

今回は台風の被害でコースが変更になり、祐泉寺から左に入って岩屋に抜ける道でした。

前日の雨が、登山道をちょろちょろと流れてきました。

ちょうど朝陽が射してきて、木漏れ日が水に反射しキラキラ輝いてとても美しい景色でした。

スタート時間が午前7時過ぎと、中途半端な時間だったせいか、途中で会う人もなく、雨上がりの静かな自然の息吹を、一人で楽しみました。

岩屋からダイヤモンドトレイルに入ると、小学校5年生を連れたお母さんが先を歩いていました。

子供にとっては、泥んこの登山道は、格好の遊び場でしょう。

登りはともかく、竹ノ内峠への急な下りは、泥で滑りやすく、子供さんは楽しそう、お母さんは、滑らないようにと大変そうでした。

何処まで行く予定ですか?と尋ねたら、できれば金剛山まで。でも後ろにお兄ちゃんと主人が来ているので分かりませんとのこと。

地面が濡れているから、水越峠の下りは気を付けてくださいと言って、先に進みました。

竹ノ内峠から平石峠へ向かう道では、何人かのトレイルランナーに抜かれました。

今から行けば、ゴールは昼過ぎですね。と声をかけると、そうですね、1時過ぎかな

と返ってきました。慣れたランナーのようでした。

今年の春先から神経痛で臀部が痛むので、今回は全歩きと決めていたのですが、ランナーを見るとつい走りたくなりますね。

平坦な道に出たので、ポールを持っていたので、杖代わりに少し走ってみました。

平石峠で、少し補給をして、岩橋山への階段地獄に取り付きました。

前日の登山で脚が疲れている上に、ドロンコ道をあるくこと考えて、ポール走行にしたのですが、脚は思ったより元気で、立ち止まることもなく、順調に階段を上っていきました。

途中で、風が出てきて、ぽつぽつと雨が降り出しました。

視界も悪くなってきて、大自然の中に一人で歩いている感がありましたね。

そのうちガスが出てきて、周囲は白一色になってきました。

通いなれた道なので、怖さは無く、むしろこの荘厳な景色を与えてくれた山に、

大きな感謝の気持ちをもって進みました。

写真を撮ろうかと思いましたが、独り占めした方が贅沢だなと思って止めました 笑

葛城山に近づくと、階段あたりに何人かの係の人が立って、道を間違わないように誘導していました。

思わず、「その格好で、立っていたら寒いでしょう!」と声を掛けたら

「ホントに寒いです!」と返ってきました。

大阪府勤労者山岳連盟の方と思いますが、本当にご苦労様です。

葛城山の第一関門(20キロゴール)で、ここで完走とすることを申告して、完走証を頂き

近くで、係の方たちが振舞ってくれた、温かい豚汁を頂きました。

美味しかった!

時間は午前11時20分ごろ。

普通だったら、この先紀見峠のゴールまで行ける時間ですが、

今回は、ダイヤモンドトレイルも充分に堪能できたので、これで終了。

このあと、白樺食堂でカレーライスと食後のコーヒーを飲んで、ロープウェイで下山しました。天気は、すっかり晴れて、ロープウェイから見る景色は奇麗でしたね。

ところが、ロープウェイ駅から御所駅までのバスが、出たばかりで45分待ち。

時間が勿体ないので、3キロくらい歩いて駅に到着。

神経痛で臀部が痛かったので、若干後悔しました 笑

午後2時に五位堂駅について、ジムでクールダウンの水泳を500メートル。

ジャグジーやサウナで体を温めて、神経痛対策してから帰宅。

午後4時前でした。

大阪府勤労者山岳連盟のダイヤモンドトレイル縦走大会は、参加費1000円で、とても

オトクです。

Tシャツなどの参加賞はなく、本当に歩くだけの大会ですが、スタッフさんの心がこもっていて、参加しても気持ちの良い大会です。

神経痛が良くなって、タイミングが合えば、来年も参加したいですね。


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