9月9日、大阪淀屋橋近くの、元消防署を改築したイタリアレストランの3階を借り切って、「ツルママ」の古希のお祝いが開かれました。
もともと、古希は「古来稀な」くらい長生きということですが、現在は「年齢7掛論」が
言われているので、70歳ならば、昔の49歳に当たります。
実際、ツルママは若々しくて、とても元気そうでした。
周囲は、過去数年間にわたって、ツルママから「無事カエル」という名のカエルさん人形を
もらって、ザックなどに結び付けて、トレイルやウルトラを走り、アルプスなどの高山を
登った、総勢約30人の人達です。
FBに「無事カエルのお部屋」というコミュニティを作った方がいて、カエル人形の保持者に参加を呼び掛けたところ、現在は500名を超える人が参加しています。
したがって、カエル人形は少なくとも500個、無くして、またもらった人も多いので、
もしかしたら1000個くらいは制作されたかもしれませんね。
(ツルママに聞くと、作った数は1500体以上で、世界中に持ち主がいるそうです)
当日は、お互いに知っている人、初対面の人、見たことあるけど・・という人達が
集まりました。
しかし、(多分)全員がランナーなので、大会名をいくつか言えば、それで会話が弾みます。
結果的に、とても和やかで、賑やかな会になりました。
ツルママはご主人と一緒に来ていて、終始ニコニコと幸せそうでした。
全員の一言コメントの時は、笑ったり、涙を拭いたり、一言返したりと大忙しで
十分に「古希の祝い」の会を楽しんでいたように見えました。
私のコメントの時に、「元祖カエル人形」を持っている人と言ってくれました。
初期に50個制作した「レアもの」のようで、現在持っている人は少ないそうです。
ツルママと初めて会ったのは、安藤大さんのトレランツアーで、滋賀県の余呉湖から
賤ケ岳を通るルートに行ったときに、上り坂でへばっているツルママのザックを「えいやっ」と持ち上げてサポートした時です。
その時のお礼のつもりなのか、住所を聞かれ、あとから「元祖カエル」を送ってくれました。
その時のツルママは、初めてのトレランツアーだったようですが、気温が38度と暑すぎて、水切れする人が続出し、初心者だったツルママが、急坂で座り込むのは仕方ありません。
ツアーは途中で下山して、スーパー銭湯まで走りました。
しかしこのロードの数キロが最悪で、遮るもののない日差しと、アスファルトの照り返しで、みんなふらふらになりながら、ゴールに辿り着きました。
ツルママが一緒に走ったかどうかは、あまり記憶にないのですが、風呂上がりにビールを飲むときに同じテーブルにいたように思うので、山でへばっていたのに、根性がある人だなと
思った記憶があります。(風呂上がりのビールの味は、鮮明に記憶しています 笑)
その次の記憶は、アイガーウルトラトレイルに一緒に行った時ですね。
私が、海外レースに参加したくて、ツルママに紹介を頼みました。
結果は、素晴らしい体験で、なんとか51キロを完走できたので、良い思い出です。
カエルさんも一緒に行って、同じカエル繋がりで友達もできて、帰国してからも
アイガー友達とは、何度か一緒に走りに行きました。
カエルさんは、ランナーとランナーを繋いでくれますね。
ツルママは、一時期体調を崩していたようですが、会場では、ご主人と一緒に
終始楽しそうにしていたので、元気さを確認出来て良かったです。
機会があれば、共通の友人たちと、山遊びかハイキング程度のランをやれればなと
思いますね。
ツルママとは同年代なので、お互いに元気に動ける時間を大切にしたいと思います。