• 定年男子のランとマネー

60歳で会社員の定年を迎え、約10年が経ちました。

60歳のころは、体力・気力ともに、まだまだこれから!と思って、やりたいことを

片端からやってきましたね。

42キロのマラソンで満足していたところから、100キロのロードレースや50キロの

トレイルランニング大会(しかも海外)を走破。

小説を2冊出版

大学院修士課程を2回修了

銀行員の時には考えもしなかった、開発ベンチャー企業勤務と、会社清算という後始末。

さらに、大阪府市の「国際金融都市大阪」プロジェクトで海外金融機関の窓口相談員。

60歳からの10年間は、それまでの40年近い現役生活とは、全くかけ離れた人生を

送ることができました。

70歳に近くなっても、大学のシニアコースで国際政治の授業を行うなどの、チャレンジングな経験をさせてもらっています。

<さて70歳>

ここ1~2年で、同年代や多少若い方々の身体の不調や逝去の報に接することが増えました。

(みんなそういう年なんだなあ)

と思うのですが、他人事とは思えない自分もいます。

自分の身体を振り返っても、目や耳の不調、神経痛などが現れてきています。

心臓病の手術を行い、そのうえ腎臓の治療を継続しているのですから、まあ年相応ですかね。

この秋にも、いくつか大会にエントリーしているのですが、普通の70歳前後の高齢者は

あまりチャレンジしないような大会なので、各大会に参加するたびに、制限時間内に、

最後まで走り切ることができなければ引退かなと思いながら、毎回スタートラインに

立っています。

改めて考え直すことでもないかもしれませんが、70歳を迎えるときに、妻の母親が96歳で亡くなり親世代は4人ともいなくなりました。

それに加えて、義母と同じタイミングで、かわいがっていた飼い猫のエルが死んでしまったので、何か一区切りのような気がしています。

<では、どうする?>

こういう、人生や生活が煮詰まったと感じる時の解決策は、環境を変えることですね。

かといって、いまさら転職は面倒くさい。

(そもそも70歳では職が無い 笑)

簡単なのは、住み替えでしょうか?

現役の時は、定年後は海外移住なども考えましたが、もう面倒くさい。

これからの生活を考えれば、住居をコンパクトにして荷物を減らし、

生活スタイルを、よりシンプルにすること。

できれば、駅近の便利なマンションにでも住んで、時間を見つけて、街を楽しむ生活を

やってみたいと思います。

実現できるかは、気持ちとお金次第 笑

フィナンシャル・プランナーの本領を発揮して、ライフプランを考えたいところですが、

「打ち出の小槌」を持っているわけではないので、手持ちの資産の範囲内で、

できることをゆっくり考えていくつもりです。


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