1月8日の初ランは、FPマラソン部の友達2人と、山の辺の道を歩き走りしてきました。
一緒に来てくれたのは、お酒好きのFPマラソン部長さんと、つい先日まで、自分のラジオ番組で
パーソナリティをやっていた方です。
2人ともコロナ禍に加えて、仕事で忙しくて、最近はランニングに疎遠になっていたので、
「軽い旅ランなら如何ですか?」と誘ったところ、新年の初ランをやることになりました。
集合場所の近鉄大阪線桜井駅にやってきた2人のうち、1人は大きな荷物を抱えています。
「これで走るの?」
「実は、今夜新年会があるので、着替えなどの荷物を持ってきました。
この駅のコインロッカーに入れておいて、ゴールの天理駅からここまで、荷物を取りに
戻ってきます 笑」
スタートからしばらくは、桜井市の中を歩きました。
2人は久しぶりに会ったらしく、歩きながらの話題は仕事のことが中心です。
川淵まで来ると、話題はお互いの家族のこと。
この辺りまでは、完全な日常生活モードです。
仏教伝来地碑を過ぎて海石榴市(つばいち)から金屋の石仏くらいまでは、
全く歴史に関心なしで素通りでした。笑
ところが、平等寺の階段を上がって、こじんまりした落ち着いたお寺の境内に入ると、
少し表情が変わってきました。
手水に浮かんだ花の飾りをみて、綺麗と言っていました。
大神神社に入って参拝し、境内に置かれた「なでうさぎ」を見て、せっかくだから
撫でていこう・・と言い出したころは、かなりな旅ラン気分。
大神神社を過ぎて、桧原神社では、走る気十分(のように)見えました。笑
頃は好しと、玄賓庵への登坂を、少し走ると、頑張って付いてきました。笑
そこからは、すっかり旅ランモードで、冬枯れの景色や、ところどころに置かれてある歌碑を見ながら、歩き走りをしました。
2人とも、大神神社などには、車で来たことがあるようですが、山の辺の道を行くのは初めての経験で、2人で話しながら、何となく楽しそうでしたね。
途中、相撲神社に寄って、部長さんからの新年のご挨拶写真を撮りました。
昼食は、天理トレイルセンターです。
年初の3連休の中日で、とても混んでいて、7組待ち。
まあ、急ぐ旅でもないので、ノンビリ話しながら待ちました。
ようやく席に案内されて、第一声は、「ビール飲みましょうか?」
というわけで、中瓶2本を注文して、料理を待ちました。
「ランというと、大会のために、頑張って練習するイメージがあるけど、例えば
子供が遊びながら、体力やスキルを身に付けていくことを、大人がやってもいいと思う。
それが旅ランの面白さです」
というと、2人は
「賛成!でも子供と大人の違いは、この昼ビール!!これは絶対条件 笑」
と盛り上がりました。笑
昼食が来るのを待つ間に、2本のビール瓶は空っぽになったので、もう一本。
そうすると、オーナーさんが「正月だけですよ」と言いながら、鯛のカルパッチョを
つまみに出してくれました。
「こいつら、もっと飲むなと思ったのかな?」
「もしかして、作りすぎたの?」
とか言いながら、頂きましたが、これが美味しかった。
そこへお昼御飯が運ばれてきて、食べたら極楽気分。
すっかり出来上がった感が漂いましたが、ここから天理の石上神宮まで、まだ4キロ以上
あります。
レストランをでて、歩き出してしばらく行くと、トイレを見つけました。
山の辺の道には、あちこちに公衆トイレが設置されています。
「ビールの後は、まずトイレ!」
ということで、3人ともトイレ行き 笑
気温は8度くらいで、天気は曇り。風が冷たかったので、冷えやすかったこともあります。
トイレからでて、しばらく歩くと、「走ろうか」と言って、私が軽く走り出しました。
「えー!ビール飲んだ後で走るの?ムリ!」
と言いながら、2人とも後をついて走ってきました 笑
石上神宮に向かう前に、結構な急坂を越えなければいけないのですが、
私が走って登りだすと、2人は頑張ってついてこようとします。
坂を上がったときの2人の様子が、この写真です。
石上神宮について、ニワトリの歓迎を受けたあとに参拝して、天理駅に向かいました。
途中の天理教本部前で、対面にある天理大学をバックに、ゴール写真を撮って、旅ランは
無事に終了。
天理駅に着いたら、すぐに電車があったので、部長さんはそのまま帰宅。
私は、桜井駅に荷物を取りに行くパーソナリティさんと一緒に帰りました。
パーソナリティーさんは、さすがに仕事柄インタビューが上手くて、いろいろと聞いてきます。
「実は、私、高齢の方の相談を受けることも多いのですが、参考のために教えてください。企業年金はいくらもらっているのですか?
海外の年金でどれくらい?
海外関係の仕事って、実際はどんな感じで、時給はいくらくらい?」
お答できる質問には、できる範囲で回答し、できない質問は逆質問や違う話をしました。笑
でも、こちらが話したくなるような話の乗せ方が、さすがにとてもお上手でしたね。
夜の新年会に向かうパーソナリティさんと別れて、私は帰宅。
夕方には家に着いたので、夕食の準備をして、ワインを飲んで寝ました。
とても好い一日でした。
お付き合いいただいたお2人には、大いに感謝です。