11月14日、午前8時ごろに妻からメモを見せられました。
「今日の朝礼で、退職の挨拶をするけど、これでいいかな?」
文面は、「ありがとうございました」の連発(笑)
「20年以上も雇ってもらって、楽しく過ごせたのだから、これで良いと思うよ」
妻は、午前9時前に車で会社に出かけ、私はスーパーに自転車で買い物に出かけました。
「夕食は何にするかな?」
定年退職のお祝いは、先月の琵琶湖旅行で豪華夕食を食べたので、今夜は普段通りの
食事にしました。
「ぶり大根」とシュウマイ 笑
買い物から帰ると、既に妻が帰宅していました。
玄関とリビングには、とても綺麗なお花が一つずつ飾ってありました。
妻は、大きな荷物と一緒に、ソファに座っていました。
「いっぱいもらってきたなあ!」
「そうやねん、物流のパートは全部で130人くらいいるけど、70人弱からお餞別を
もらったらしくて、全員にお返ししてきた 笑」
妻の希望は、BALMUDAのトースターだったのですが、ワインやパンなどが紙袋に
溢れんばかりに入っていました。
それでもお金が余ったらしく、現金も添えられていて、妻は感激していました。
「最近、うちの会社でたまたま退職者が無かったから、きっとキャリーオーバーやわ」
「ロト7みたいやな 笑」
夕食の「ぶり大根」を食べた後、ソファでテレビを観ていると、妻がスマホを見ながら
笑っていました。
「見てみて」
通販部門の同僚10数人と写した写真を、同僚の一人がLINEで送ってくれたようです。
全員女性なのですが、皆さん、素敵な笑顔です。
妻も真ん中で笑っていました。
「みんな仲がよさそうで、良い職場だったね」
「ほんまや、有難かったなあ」
現在の妻は、有給消化中で、正式な退職は12月末です。
それまでは、ゆっくりしながら、近所の保育園に保育士補助として働きに行きます。
一日3~4時間を週に2回なので、大きな負担にはならないでしょう。
来年からは、週4回になるようですが、勤務がきつければ、体調を見て辞めればよいと
思います。
私の契約も、来年3月末で切れるので、契約更新が無ければ、お互いに自由時間が増える
ことになりますね。
仕事があるうちは、自然体で働いて、仕事が無くなるか、身体の無理が利かなくなれば、
自宅でゆっくり過ごせばよいと考えています。