2月26日、オーキさんとの珍道中コンビで、信貴山下駅から信貴山寺(朝護孫子寺)を
経由して、信貴山城跡から十三峠、鳴川峠、暗峠を越えて南生駒駅まで歩いてきました。
信貴山寺の寅祭りは関西では有名ですが、ご存じない方のために朝護孫子寺のホームページのリンクを貼り付けておきます。
信貴山朝護孫子寺 – 信貴山真言宗 総本山 朝護孫子寺 公式サイト (sigisan.or.jp)
朝起きたら快晴。のんびりとJR和歌山線香芝駅から待ち合わせ場所である近鉄生駒線の信貴山下駅に向かいました。
オーキさんに会うのは久しぶりです。
後で聞くと、前回一緒に走った直後に、私が心臓手術で入院したのを聞いて、誘うのを
ためらっていたそうです。ご心配をおかけしてすみません。
信貴山下駅から坂を登ってしばらく行って、ケーブル廃線あとのハイキングコースに入りました。ケーブル跡らしく登りが直線で続いていましたね。
オーキさんはYAMAPの会員になったので、あらかじめコースをスマホに読み込ませて
十分予習をしてきたとのことでした。
ケーブル坂を登り切ってバス停から歩き出すと、YAMAPが「外れている」というそうです。それではと別の方向へいくと「外れている」とでるので一向に進みだせません。
どうやらバス停の裏に道があるようなので行ってみると、ようやくYAMAPの許可がおりて出発進行しました。
信貴山寺に着くと大勢の人だかりです。(人が入らないように写真を撮っています 笑)
我々は知らずに来たのですが、2月26日、27日は「寅の日」でお祭りの真っただ中でした。
おなじみのトラの像や、トラポストを見ながら人ごみの中を進みました。
途中に掛かっていた開運橋ではバンジージャンプの設備もあって、寺院の多角営業意欲を
感じました。
オーキさんも一緒に歩いているのですが、どうも手元のスマホばかり見ています。
どうやらまたしてもYAMAPが「外れている」警告を出しているようです。
信貴山寺の多宝塔あたりと入り口の門を2往復くらいしても、なかなかYAMAPと意見の一致を見ないので、案内のスタッフさんを見つけて道を聞きました。
「信貴山城跡まで行きたいのですが」
「それならこちらです」と多宝塔まで案内してくれて、
「ここを左に真っすぐ登って行ってください」
「さっきここまで来たよね。右に行ったので間違えたんだ。左に行けばよかった!」
オーキさんはYAMAPを見ながら、ぶつぶつ言いつつ坂を登っていきました。
信貴山城は戦国時代に松永弾正久秀が大和(奈良)支配の拠点としていた城です。
登ってみると、なるほど険しそうですが地面が狭いですね。
おそらく城というより砦に近かったような気がします。
ここから生駒に向かってゴー!
トレイルを歩きながら(走ると、後ろから止められる 笑)私の病気のことなどを
いろいろ話していましたが、そのうち話題がお金の話になりました。
なんでも先日FBで公的年金の投稿を見て、65歳からお金が追加でもらえると書いてあったので何のことか教えてくれとのことでした。
まずご主人が65歳までに受給する「特別支給の老齢厚生年金」と65歳から受給する
「老齢厚生年金」の違いを説明して、それから「加給年金」の話をしたのですが、
山道を歩きながら、前後になりつつ、かつ階段を登り、下りで泥に滑りつつ話すので
何回説明しても上手く通じません 笑
最終的に2つだけ伝えました。
「ご主人が65歳までの厚生年金と、65歳からの厚生年金の2つがあることを覚える」
「ご主人が65歳から厚生年金をもらう時に、追加で年金がもらえるかを、年金事務所へ
聞きに行く」
オーキさんはまだ若いからか、年金事務所の存在を知らなかったので、奈良市の年金事務所を検索するように言いました。
話をしていて、オーキさんは
「年金を含めてお金の話を聞ける人がなかなかいない。聞きたい人は沢山いると思う」
と言っていました。
私の現在の本業はお金の人生相談なのですが、お客様として来られる方は、すでに
ある程度の知識を持つ人が多いので、あまり基礎的な話はしませんが、
基礎知識を正確に伝える機会があれば、もう少しお役に立てるかもしれませんね。
そんな話をしていると、十三峠を越えて鳴川峠から暗峠を越えました。
暗峠から生駒に向かう道は、かつて山岡ピザへ行くために二人でさんざん迷った道です。
急な坂を走って下りながら、山岡ピザを探してうろうろした時の話や、Google Mapを
見ながら生駒山と矢田丘陵を間違えた話をしていると南生駒駅に着きました。
距離は約18キロ、獲得標高は約1000メートルでした。
オーキさんとは生駒駅まで一緒に行って別れ、私は五位堂駅前のジムのプールで600メートル泳ぎ、風呂に入ってから妻と合流して「大倉本店エキマエテン」で日本酒の立ち飲みをして帰宅しました。
いやー、充実した一日でしたね。
オーキさん、お付き合いいただきありがとうございました。