12月21日、FP仲間3人と、近鉄大阪線の室生口大野駅から室生寺までの往復を歩いてきました。
たかこさんがリーダーになってプランを練ってくれたのですが、室生口大野駅の集合は午後1時。
そこから室生寺まで9キロの渓谷沿いの道を2時間で歩いて、戻りは東海自然歩道6キロを1時間で戻ってくるという計画です。
どうやら、山道歩きにあまり慣れていなかったので、うっかりと平地を歩くようなつもりで考えていたようですね。室生寺への往復が山道で、冬は日暮れが早くて急激に寒くなることを計算に入れ忘れていました(笑)
遅くなった場合に備えて、全員懐中電灯を持参していましたが、できれば使いたくないですね(苦笑)
メンバーのめぐみさんやさとしさんは、
午前中に家族から「いつ行くの?」とか
「明日だったっけ?」とか聞かれたと言っていました。
僕も「何時集合?」と聞かれて「午後1時」というと、
「大丈夫?帰ってこれるの?」と聞かれましたね。
山へ行くときは、午後3時までに下山するのが鉄則なので、室生寺への道のことを知っている各家族は心配してくれたようです。
でも室生寺なら、いざとなればバスもあるし、タクシーを呼ぶ手もあるので、計画通りに出かけました。
予定通りに午後1時に集合して歩き出しました。
たかこさんは、実は室生あたりには詳しいのですが、いつも車で通っているので歩く道は自信がないようです。
このあたりによく歩きに来るという、さとしさんが先頭を切って歩き出しました。
はじめは川沿いの摩崖仏です。大野寺の向かいに彫られています。
さとしさんは、途中から歩きながらずっと電話をしています。
自営業なので、休日も関係なく仕事の打ち合わせをしているようです。
自動車道路から東海自然歩道に切れ込んで、電波が届かなくなるギリギリまで電話していましたね。
「この道は、たかこさんの計画では帰りに通る予定の道では?」と僕。
「さとしさんが知っているというので、考えるのを放棄してました。出かけるのにバタバタしていて、せっかく準備していた地図も忘れたし」と
たかこリーダー。
「まあ、このまま行けば室生寺には着くからいいじゃないですか」
とさとしさん。そのまま行くことになりました。
めぐみさんはたかこさんとおしゃべりしながら付いてきました。
ところがこれが予想外に急な山道でした。
石が敷き詰めてあったので、室生寺への参詣道だと思うのですが、緑色の苔がいっぱいついていて滑ること滑ること。
6キロくらいの道のりを一生懸命あるいて、2時半ごろにようやく室生寺に着きました。
そこから、金堂、本堂、五重塔、奥之院と階段を何百段か上って、また降りてきました。
午後3時半ごろです。
室生川沿いでよもぎ餅を焼いている店が開いていたので、買って食べました。
冷たい空気の中を歩いてきたので、暖かいよもぎ餅が美味かった!
山道と階段はもう結構というので、
帰りは、暗くなる前に駅に着こうと、自動車道路沿いの平坦な道を歩いて帰ることにしました。
自動車がほとんど通らないし、ほかに歩いている人もいないので、静かな自然の中で川の音だけが聞えました。
いや、たかこさんとめぐみさんが保険の話に熱中しています。
流石はFPです。
僕はさとしさんと、彼の今後のビジネスについて話していました。
また6キロくらい歩いて室生口大野駅に戻ってきました。
午後5時ですが、予想通り真っ暗です。
帰りに山道を歩かないでよかったなあ・・・全員の感想でした(笑)
打ち上げは榛原駅近くの海鮮料理のお店でした。
お刺身をはじめ、たくさんの魚料理が出されて堪能しました。
次回は3月に山の辺の道を歩く予定です。