9月29日、村岡ダブルフル66Kを完走しました。
今回の大会参加は「リベンジラン」です。
3年前に同じ大会の100キロコースに参加して、91キロ地点の第5関門で関門アウトになったので、今回は第5関門からゴールまでを走ってやろうと参加しました。
僕の考えでは、村岡ダブルフル大会のエッセンスは、蘇武岳以降の58キロにあります。
蘇武岳登り口までをできるだけ短縮するために、66キロにエントリーしました。
大会一週間前に、高低図とコース図を参考にして完走プランを考えました。
大会終了後、午後7時発のマラソンバスに乗るためには、制限時間11時間の一時間前である、午後6時にはゴールしたいのですが、検討した結果は「まるでダメ」
10時間での完走はおぼつかないという結果になりました。
その時書いたブログです。
でも何とかしなければ、当日中に帰宅できないので、その時にアイガー仲間がFBに投稿した記事を読んで対策を考えました。
エイドは短くしてすぐに出る⇒前回はエイドの滞在時間が長すぎました。食べ過ぎの感がありましたね。
オーバーペースにならない⇒エイドを短くするには、マイペースで走りながら脚を回復させる必要があります。
サプリを上手く使う⇒おすすめの梅系のタブレットを購入しました。
大会当日は、雨の予報が外れて曇りまたは晴れでした。
暑くて、ランナーは水を被りながら走っていましたね。
午前8時、100キロと88キロのランナーを見送りながらスタートしました。
スタートで巨漢ラン友さんにあいました。
故障などでランが出来ずに「体重が増えた」と嘆いていました。
でも後から聞くと、暑さの中で粘って完走されたそうです。
おめでとうございます。
スタート直後から登りです。
オーバーペースを回避するために考えたのは、心拍計を見ながら走ることです。
僕の最大心拍は1分間に180回くらいです。(最近はそれ以上試したことがない 笑)
180の80%である144回を上限にして、144を越えたら歩いて135まで下げる、
再び走り出して144になったら歩くということを繰り返し。
もう一つは、下りは全部走るのですが、無理はしない。
具体的には、下り坂を落ちていくイメージで決して路面を蹴らない。
これは脚を温存するためです。
こんな感じで、当初の10時間で走り切ることにトライしました。
結果はご覧の通りです。
関門時間 目標時間 実際の時間 累積距離
スタート 8:00 am
第一関門 10:00 am 9:00 am 8:55 am 8.1K
第二関門 12:30 am 11:30 am ? 17.5K
第三関門 14:00pm 13:00 pm 12:10 am 30.9K
第四関門 16:30 pm 15:30 pm 14:45 pm 47.4K
第五関門 17:30 pm 16:40pm 16:10 pm 57.2K
ゴール 19:00 pm 18:00 pm 17:32 pm 66K
第二関門の蘇武岳は天気も良くて展望台からの景色は綺麗でした。
コースわきに、参加ランナーすべての名前がひとりひとり貼ってありました。
これを見ると頑張ろうという気持ちになりますね。
第三関門から第四関門の間は、昨年の台風の影響でコースが変更になり、山道を歩き走りすることになりました。
まさにトレイルランのようでした。
ランナーの何人かは、コースがきつくなったと不満を漏らしていましたが、僕は靴底が薄いランニングシューズなので少しは足に優しくなるなと思っていました。
でも登りは厳しくて、予定より時間がかかってしまいましたね。
ここでアクシデント。
ガーミン腕時計の電池残量が5%のアラームがでました。
あと30キロも残っています。
仕方なくGPSはオフにして時計だけで行くことにしました。
時間が解らないと、関門時間までの残り時間が解りませんので已む無し!
第四関門を過ぎてしばらく行くと但馬大仏で有名な長楽寺があり、パワーをもらいました。エイドのおはぎも美味しかったのですが、マイルール通りに食べたらすぐに出ました。
目標の第五関門では、ラン友さんがハチの扮装で迎えてくれました。
応援頂きありがとうございました。
ここからが前回のリベンジです。
一二峠を登って、残りは4.5キロの下りのみ。
(足が残っているかな?)と心配しながら走り出しましたが、
当初からの脚温存作戦が奏功して、4.5キロを全部走り切りました。
風を切る感じで、下りの坂道をとても気持ちよく走れました!
17時32分にゴール!
バスにも間に合ったし、リベンジも成功しました。
ゴールでは、コースわきで名前を見つけてくれたラン友さんが、自分が88キロを完走した後に待っていてくれました。
写真を撮ってもらったのですが、リベンジの喜びと、思いがけずラン友さんに会ったことにビックリして、お礼も十分に言えずに別れてしましました。
すみません。
大会一週間前の不安や自信のなさが、完走すると嘘のようにどこかへ飛んで行ってしましますね。(笑)
勝手なものです。(苦笑)
さて残るリベンジは、Kobo Trail K to Kと飛騨高山ウルトラマラソンです。
どうやってリベンジするかをゆっくり考えます。