8月31日、なかなか会う機会のないラン友さんと二上山の史跡を歩いてきました。
二上山から切り出された石が、高松塚古墳に使われたというくらい、この山は古くから歴史に登場します。
史跡としては、天武天皇の第三皇子である大津皇子のお墓が雄岳の近くにあり、また藤原氏の娘である中将姫が継母に苛められて逃げ出した時に隠れた(と言われる)岩屋が山の中腹にあります。
午前8時に二上山ふるさとパークで集合し、加守神社の横の登山道から登りだしました。
途中で大津皇子のお墓に手を合わせて、雄岳を過ぎて雌岳へ。
山頂の日時計で写真を撮ってから岩屋に下りました。
岩屋から舗装路を降りて竹ノ内街道に出る直前に、再び鹿谷寺方向へ登りだしました。
岩場を通りながら写真を撮り、
鹿谷寺近くの展望台でお互いの近況について話したあと、馬の背から再び雄岳を経由して下山しました。
午前11時過ぎまでの短い山歩きでした。
車を置いてあったふるさとパークまで戻って、紫蘇ソフトクリームを食べてから一路太子温泉へ。
まったりとした温泉に浸かってリフレッシュしたあとは、ラン友さんの幼馴染が経営している釜めし屋さんで昼食を食べることにしました。
「玉や」さんというこのお店は、當麻寺参詣道の奥まったところ、山門の近くにあります。
元々は住居にするつもりで購入したそうですが、広いのでお店をやることになってご主人自ら改装したそうです。
食材や味にこだわりがあると聞いて、楽しみに伺ったのですが、ラン友さんの紹介通りの美味しい釜めしでした。
食材は地産地消を原則にしていて、奈良(大和)産の食材が豊富に使われていました。
建物自体の雰囲気や調度も歴史を感じさせ、また来たいなと思わせてくれました。
御主人とラン友さんは、昔話に花が咲いたようで、聴いていて二人ともとても楽しそうに話していました。
ゆっくりした昼食を終えて、ふるさとパークまで戻り、夕方から所用があるというラン友さんと別れました。
忙しい中を、時間を作って会いに来てくれたラン友さんに感謝です。