以前にこのブログで、定年退職後の自分時間の過ごし方として、自分の能力を分析して「走る」ことと「書く」ことに集中していると書きました。
この夏の自分の行動を振り返ると、
7月にアイガーウルトラトレイル51キロ完走、
8月に北アルプス白馬岳登山や奈良街道ラン
と走ることと歩くことの自分イベントをやっています。
そしてそれらのイベントの内容をこのブログに書くという、
まさに走ることと書くこと(だけを)やっているのですが、
もう一つ時間を割いていることにアルバイトがあります。
僕のアルバイトは、週に3回会社に行って、合計で20時間弱働くというものです。
会社は日本とアメリカに拠点があるので、コミュニケーションは半分くらい英語になります。
僕は、海外に住んでいたこともあって、かつては英語で特に困らなかったのですが、1997年に帰国して20年以上たち、ほとんど英語と関係ない生活を送っていると、さすがに忘れます。
何を忘れるかというと、まず「単語」、次に「言い回し」
よくネットなどでも、これを英語でどういうの?という記事が出ています。
そのテーマで書籍になったものもありますね。
これがホントに出てこない。
日本語でも、人の名前を含めて単語が出てこないし
(夫婦であれとかこれとかいう会話が急増中です 笑)、
おかしな言い方をして笑われたりすることが増えてきました。
英語だけではなく日本語もおかしいのは、単なる老化かもしれません。(笑)
でも、例えアルバイトとはいえ仕事をしていると、間違っているばかりだと実務上で困るので改善方法を考えて実践しています。
やり方は簡単です。
辞書を引くこと。
最近はWordやe-mailで英文を書いていると、間違ったスペリングには赤のギザギザ線が引かれます。
これで間違ったことが分かりますが、どれが正解かはわかりません。
そこで辞書の登場です。
辞書を引くと時間がかかるし面倒くさいのですが、正しいスペルとともに、辞書によっては単語の使い方やイディオムが載っています。
また同義語や反意語が載っていて、言葉の選択にとても参考になります。
そして、家事や楽器演奏と同じく、自分の手を動かすことは「老化防止」の有効な手段です。
若い頃のように、毎日が時間に追われて多忙ということはないので、
ゆっくり辞書を引く時間的精神的余裕があるのだと思いますが、
高齢者に期待されるのはスピードより正確さと
(勝手に)解釈して仕事に行ってます。(笑)