• 定年男子のランとマネー

6月15日、トレイルランニングで使うポールのトレーニングに行ってきました。

5月のKobo TrailでのDNF以降、登りのスピードアップの必要性を痛感して、ポールを活用してのスピードアップを考えた次第です。

実は、Koboで知り合ったランナーさんが、大会結果を分析して、全ランナーの時間推移を関門別にデータにして送ってくれたのですが、それを見るとやはり遅いなあと実感しましたね。

午前8時に近鉄大阪線五位堂駅を出発して、3キロのロードランで二上山登山口へ。

天気予報では雨と強風で大荒れの天気とのこと。

駅から走り出しても、強い風が吹いてきたので、(今日は二上山を4回ぐらい登って止めようかな。500メートルの低山でも4回の登ると2000メートルだしなあ)と考えながら着きました。

二上山登山口から登りだしても、ゴーッという風の音が周囲から聞こえてきて

(大丈夫かなあ)と思いながらポールを使いながら登っていました。

すると二―三人の登山者が下りてくるのとすれ違いました。

(今日みたいな日でも山に来る人がいるんだ)

雌岳山頂に着いたのは午前9時ごろでした。

いつもは誰かが座っていますが、今日は誰もいません。

無人の山頂で日時計とポールを写真に撮ってFBに投稿しました。

(僕が山にいることを誰かに知っていてもらったほうがいいな)という理由です。

天候が心配でしたので。

風は相変わらず強く吹いていましたが、雨は降りそうもないので、葛城山方向に行けるところまで行ってみることにしました。

雌岳を降りて、ダイヤモンドトレイルに入って、平石峠から岩橋山を目指しました。

流石に、こんな悪天候の日にダイトレを歩く人は誰もいません。

でも、岩橋山を過ぎるころから、晴れてきて木漏れ日が差し始めました。

五位堂駅から2時間と少し過ぎていました。

そこで目標を3時間半で累積標高1200メートル、距離14キロに設定して進みました。

結局3時間半で、標高1400メートル、距離14キロでした。

この14キロにはロードの3キロが入っているので、やはり登りは遅いですね。

何とかしなければ!

葛城山には五位堂駅から4時間かけて到着しました。累積標高は1600メートル弱だったので、現在の実力はこの程度ですね。

トレーニングを終了して、葛城山頂で写真を撮ろうとしましたが、立てかけたポールが風ですぐに倒れてしまいました。

立てては倒れるので、とうとう寝かしました(笑)

でもそんな強風のおかげで雲が飛ばされて、山頂から綺麗な景色を見ることができました。

葛城山からの下山ルートは「北尾根ルート」と「櫛羅(くじら)ルート」があります。

山頂からは「北尾根ルート」が通行禁止だったので「櫛羅ルート」で下りました。

これが実に大変なルートで、雨で土が流されてしまい、階段が浮き上がって柵のようになっていました。

崖崩れがあって迂回ルートが2-3か所あったのですが、道の真ん中の土砂が流れて穴が開いているような感じになっていましたね。

粘土質の土なので、雨上がりでは滑りやすくて、1キロ30分のスピードでのろのろと降りていきました。(もう少し速いところもありましたが、怪我が怖かったのでゆっくりペースで行きました)

櫛羅の滝へ行く道も被害を受けていました。

登山口に着いて、ケーブルカーの点検をしていた人に聞くと、

「櫛羅ルートは歩きにくいらしいですね。北尾根の方がましのようです」

「でも、山頂からは北尾根は通行禁止でしたよ」

「ああ、自然研究路へ行く道はダメですね。キャンプ場から降りなければ」

登りは「北尾根ルート」は通れるようです。

因みに、ケーブルカーは定期点検のため6月一杯は運転休止だそうです。

従って、山頂の白樺食堂も多分お休み。高原ロッジは営業しているかもしれません。

登山口からは、御所駅までランニングでした。

足はつかれていましたが、下りだったので、キロ5分台で軽快に走りました。

御所駅から二上神社口駅まで電車で移動して、そこから五位堂駅まで3キロのラン。

天気は晴れに変わり、陽が差してきて暑くなったので、流石に疲れました。

地図の直線部分は電車移動です。

ジムで泳ぎたかったのですが、バスの時間まで余裕なく、水風呂に浸かって筋肉のケアをするだけで帰宅しました。

タイムは別にして(笑)、なかなかに充実したトレーニングでした。

もしもご一緒してくださる方がおられれば、ご連絡下さいませ。 


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