11月2日、ラン友のWさん、Yさんと紅葉の明神岳を軽くトレイルランしてきました。
今年は季節が不安定で、春先は吉野の桜が早めに、そしてあっという間に散ってしまい、
暑い夏が過ぎると知らぬ間に紅葉の季節が過ぎようとしています。
平地ではまだまだ紅葉が楽しめますが、標高1400メートルの明神岳の頂上付近では葉がすっかり散ってしまい、
紅葉には少し遅かったかなと思いました。
でも途中の山道では美しい紅葉を随所に見ることが出来、本当に気持ちのよいトレイルランニングになりました。
明神岳は三重県と奈良県の県境にある台高山脈にあります。
10時前に大又林道駐車場をスタートして、明神平を経て桧塚奥峰で絶景を楽しみながらの昼食、
四方山話の後は、再び明神平から大又林道を通って午後3時ごろに駐車場へ。
車で「やはた温泉」に移動して、冷えた身体を温めたあとは、
僕の自宅近くのうどん屋「鈴庵」で夕食を取って午後7時ごろに解散しました。
事前の情報では何か所か渡渉があるようでした。
実際に行ってみると若干滑り易そうな場所が幾つかありましたが、大過なく過ぎました。
急坂を過ぎてブナ林に出ると、気持のよい林が広がりますが、うっかりすると道に迷いそうになります。
というのはどの方向をみても同じようなブナ林が広がっているので、
木の枝に巻き付けられたピンクのテープをよく見ておかないと、全く見当違いの方向に行ってしまいかねません。
一度道を間違いかけました。
直ぐに気付いて戻ったので良かったのですが、
気持ち良いなだらかな林の中の散策なのに、油断すると怖いですね。
桧塚奥峰で昼食となりましたが、ここでWさんがバーナーを持参してくれたので、
三人でカップラーメンを食べました。美味かった!!
他のグループをやってきて火をおこして昼食を始めたので、きっと定番の昼食スペースなのですね。
山道を下っていると、何人もこれから登る人に出会いました。
皆さんはまるで言合せたように大荷物で、テントを担いでいました。
中には業務スーパーで売っているような大きな焼酎のビンをシートでくるんでいる人もいて、
夜空を見ながら一人で焼酎を飲んで酔っ払うのかなと思わず想像してしまいました。
一緒にいたYさんは「それは寂しいね」と言いましたが、
零下に近い外気に触れて満天の星(?)を仰ぎ見ながら黙ってコップに入れた焼酎を煽るのも、たまにはいいのかもしれませんね。
でももしも制止が聞かなくて飲みつぶれれば、身体を壊す危険があるので、僕はやりたくありませんけど(笑)
平日だったので「やはた温泉」は空いていてゆっくりと冷えた身体を温めました。
夕食は僕の自宅近くのうどん屋さんでしたが、僕も初めて行きました。
なかなかの旨味でしたね。少し量が多かった気がしますが。
走行距離は13.3キロ、時間は5時間10分でした。
素晴らしい秋の日にふさわしい、快適な一日を過ごすことができました。
一緒に行ってくれたお二人には感謝です。