4月3日、旅行社の花見ツアーで大和郡山城と吉野山に行ってきました。
20年以上奈良に住んでいて、桜シーズンの吉野に行ってなかったので一念発起です。(笑)
申し込み当初の噂では、吉野の桜は例年遅咲きで4月中旬が見ごろなので、
参加者が集まらないでツアーが中止になることもあるということでした。
ところがフタを開けてみると、今年は季節外れの陽気のせいか桜は早咲きで4月上旬が見ごろとのことで、
4月中旬以降の吉野の花見ツアーはキャンセルが相次いでいるそうです。
何でもトライしてみないと分からないものですね。(笑)
このお城は1580年に筒井順慶が築城して、1585年に秀吉の弟の豊臣秀長が入城し100万石の格式を備えたそうです。
その後、江戸時代になって、徳川譜代の大名たちが収めた後、柳沢氏の居城として明治を迎えました。
明治維新後に、政府の方針で民間に払い下げられたようです。
ところで大和郡山と言えば金魚ですね。
現在の城跡の内部には高校(奈良県立郡山高校)があって、部活に励んでいる姿が見受けられました。
城内にはなぜか第36代の卑弥呼さんが居ました(笑)
吉野の桜は太閤秀吉の花見で有名です。
桜は三千本あって、下千本、中千本、上千本と聞いていましたが、奥千本もあるそうです。
吉野山観光協会のHPを見てみると下記のような説明でした。
吉野山には古来桜が多く、シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集しています。
儚げで可憐な山桜が尾根から尾根へ、谷から谷へと山全体を埋め尽くしてゆきます。
実際に千本づつを4か所に植えたり、実際に千本を数えたりしたわけではなく、
「人目で千本見える豪華さ」という意味で「一目千本」と呼んだそうです。
冒頭に書いたように、下千本は散っていて、中千本と上千本が見ごろで、奥千本はこれからという情報でした。
実際に観た感じでは、下千本は確かに盛りは過ぎているがまだまだ綺麗で、風が吹いた時の桜吹雪は見事でした。
上千本を見るために金峯山寺蔵王堂などを通り過ぎて、急坂を花矢倉展望台まで登りましたが、
遠くに金峯山寺が正対して、堂々とした風景でした。
さらに吉野水分神社から下って中千本を見ましたが、そのころには若干桜に食傷気味になっていて
あっさりと五郎平茶屋の辺りを通り、蔵王堂まで戻ってきました。
蔵王堂は5月下旬に参加するKobo Trail K to Kコースのスタート地点です。
気合を入れて、無事完走 を祈願してきました。
でも少しでしたがコースを見ると大変そうですね。
黒門を通りバスに戻る途中で桜の綺麗な場所があったのでパチリ!
今年はこれで桜の撮り修めで見納めです。(笑)
旅行の添乗員さんによれば、今日の花見ツアーは「馬券の大穴」みたいなもので
外れる懸念が大きかったけれど、季節外れの陽気のおかげで大当たり。
その上に桜を観に来ている人がピーク時の三分の一だそうです。
(それでも観光バスは100台で、沢山のマイカーが来ていましたが)
30人以上の参加者の中に強運の方がおられたのでしょうね。(笑)