3月11日、大学サッカー部のOB戦とOB総会参加のために、箕面にある大学キャンパスに行ってきました。
我が家からは遠方にあるので、午前9時過ぎに自宅を出て近鉄・地下鉄・大阪モノレールを乗り継いで、駅から15分くらい歩いて午前12時前に到着しました。
このキャンパスには奈良に住み始めてから20年くらい、年に一度サッカーのために通っています。
その前にアメリカにいたときに30代後半で学生時代以来のサッカーを再開して、帰国してからもOB戦のおかげで、毎年ボールを蹴らしてもらっています。
有難いことですね。
僕はサッカーが下手なのですが、トレイルランをやるためにトレーニングを続けているので、ゲーム中を走りぬくことは出来ます。
若い現役の学生や20代30代のOBにはかないませんが、同世代くらいの人たちにはなんとか付いて行くことができるようです。
(周囲の評価は不明です。笑)
当日は快晴で絶好のスポーツ日和でした。
今回は東京在住の若いOBが10人程度纏めて参加してくれたので、40人近いメンバーとなりました。
小学生のサッカーをコーチしているOBが9歳から12歳の子供さんを連れてきてくれたので、子供さんを入れると総人数は50名以上だったと思います。
ゲームは東西対抗OB戦から始まりました。
15分×4本でした。
人数が多いので、僕は最初と最後の2本に出ましたが、若いOBが多いとスピードとレベルが格段に上がりますね。
短いけどしんどかったなー。笑
そのあとは、若いOBと現役学生のゲームを20分×2本やりました。
僕はもちろん観戦でした。
ゲームのスピードが速すぎてとても付いて行けません。
フルコートのバスケットボールのゲームみたいでしたね。
最後は小学生とのサッカーです。
これにはフル出場しました。笑
大人は遊びですが、子供は真剣です。思い切って突っ込んできます。
それに技術も確かでした。この子たちが大きくなっても、生涯サッカーを楽しんでほしいですね。
15分×2本くらいやったと思いますが、孫に近い年齢の子供さんたちとサッカーをするのはホントに楽しかったですね。
年齢を重ねて、少年サッカーや野球のコーチをする人がいますが、面白さとやりがいの一端がわかりました。
ゲームの後はOB総会と懇親会でした。
懇親会では新2回生たちと同じテーブルになりました。19歳ですよ!
サッカーの話をしても勝てないので(笑)フィナンシャルプランナーの切り口から奨学金の話とかライフプランの話とかしていました。
外国語学部の学生なので、彼らの関心事は主に留学でした。
学生は3回生で一度引退して、一年間自分の語学の国に自費で留学することが通例のようでした。
結果的に留年になります。
僕のテーブルにいたのは、アラビア語(サウジアラビアかエジプト留学を検討中)ポルトガル語(ブラジル留学希望)ドイツ語(聞くの忘れた。笑)でした。
先ほどの奨学金との関連でいえば、学生たちはまず学費(授業料その他)を支払い、部活費用(学連登録など想像以上に高額)、日々の生活費、最後に留学費用を貯めねばなりません。
日本学生支援機構の調べでは、アパートや下宿している学生の学費と生活費は年間200万円程度だそうです。
サッカー部の学生はこれに部活と留学費用がかかるので、恐らく5年間で900~1000万円程度が必要になります。
(もっと多いかもしれませんが)
仕送りとアルバイトでは到底賄えませんね。半分くらいは奨学金に依存することになるのでしょう。
彼らの屈託のない笑顔を見ていろいろなことを話しながら、学生生活を送ることの金銭面での大変さを痛感しました。
卒業したとたんに400万円を超える借金を背負う人もいるでしょう。
彼らが順調に学生生活を送って無事に就職し、学生時代の負債を完済してくれることを心から祈りました。
帰宅するときに、昼間に一緒にプレーをした最年長の先輩と一緒になりました。
この方は75歳で週に一回はサッカーをしておられます。
お話しを聞くと、関西でもあちこちにシニアサッカーチームがあるそうですが、
東京ではリーグができる勢いになっています。まさに生涯スポーツですね。
今日会った子供たちや学生さんたちも、困難にめげずにずっとサッカーを続けてほしいですね。
もちろん僕も走り続けますよ!!