• 定年男子のランとマネー

お金・健康・孤独

 

経済コラムニスト大江英樹さんの言によれば、定年後の3大課題は「お金・健康・孤独」だそうです。

もう少し細かく言うと、自営業者と女性は「お金」が最大の課題で、サラリーマン退職男性は「孤独」が最も恐れるべきこととのことです。
確かに、会社を退職すると会社とも会社の同僚とも、会付き合いはぱったりと無くなりますね。

実にあっさりしています。
現役時代は、自分にの実力に十分自信があったとしても、退職後に誰とも全くご縁が無くなると
俺は人望が無かったのか!」とか
あいつらとは心が繋がっていると思っていたのに!」とか考えて
自信喪失」になる人が多いようです。
幸いなことに、僕には多少なりとも趣味があって、その中の一つである「トレイルランニング」の友人たちとの繋がりが「自信喪失」から救ってくれました。
でもこの有益な関係を継続するためには、楽しくトレイルランニングを続けることが必要です。
友人たちと会う場所は、大阪城の練習会か山か大会だけなので、そこへ行くためには普段から継続的にトレーニングをしなければなりません。
トレーニング自体は好きなのですが、問題は休み方です。

運動・栄養・休養

僕の個人トレーナーの言葉を借りれば、トレーニングの課題は
運動・栄養・休養」だそうです。

トレーニングのための運動方法は、自分でも勉強するしコーチが教えてくれます。
ここでの問題は「オーバートレーニング」です。

年を重ねるごとに回復力が落ちるので、時間に余裕があるからといってトレーニングしすぎると、却ってパフォーマンスが低下します。

次に栄養です。
各種ビタミンや栄養素をどのような食事で摂取するのか、という課題と、走力を維持するためには体重管理が必要という課題を見比べながら、(極端に言えば)一食一食を考えながら食べています。

(食べたいものと、食べるべきものとの葛藤です 笑)

最大の障害は「お酒」ですけどね。(苦笑)

休み方

最後の休養が、僕にとっては一番難しい課題ですね。

さきほどのトレーナーによれば、60歳を過ぎたら、運動と休養の比率は40対60くらいでいいのではないかとのことでした

しかし休養といっても、だらだらしていると体力や心肺能力が低下するので、ストレッチや、水泳などのクロストレーニングでリラックスすることも「休養」のうちかなと解釈しています。

普段は週に2回くらいジムに行って、10種類くらいのマシンで体幹と上半身を中心に30~40分かけて運動し、そのあとプールで1~1.5キロくらい泳ぎます。適度に疲れて、夜もよく眠れます。笑

疲労抜きラン」をする人もいますが、僕はスピードコントロールが苦手で、走るとすぐに

スピードが上がるので「疲労抜き」にはなりません。(苦笑)

走らないで「歩く」のも休養のうちだと思って、

毎日の食事の支度のために、スーパーへ買い物に行くときは歩くようにしています。

近くの公園に散歩に行くこともあります。

人も少ないし、季節の移り変わりが感じられます。

歩き方は、母指球に体重を乗せて腰高で重心の位置を意識しますが、そこそこ疲れます。笑

身体の休養とともに心の休養も大切ですね。
大会では集中力を高めて緊張して走っています。

練習でもペース走やインターバルでは集中してるので、ランニングのことばかり考えだすと要注意です。

走ることから考えを他に向ける時間は、僕の場合は趣味で小説を書くとか、料理を含めた家事をやることです。

先日も年末の準備で、一生懸命にガスレンジを掃除しました。笑

楽しくトレイルを走りながら、良い友人との有益な関係を、いつまでも継続したいので、
快適なトレーニングと、美味しい食事と、良質な休養を意識して
出来るだけ長く走りたいと思っています。


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