• 定年男子のランとマネー

第21回淀川市民マラソン

11月5日に第21回淀川市民マラソンを完走しました。

36回目のフルマラソンです

この大会に申し込んだときには、平坦なコースなので自己ベスト更新を狙っていました。

最近の自己ベストは、2015年の東京マラソンで出した4時間7分です。

今回の大会は、30キロ過ぎの減速を避けるため、初めを抑えて「脚」を最後まで残して、最後にビルドアップで抜き去る作戦でした。

大会前夜

前夜は夕食後に9時半ごろに就寝しました。翌朝は5時半起きです。
ところが午前3時過ぎにトイレに行きたくて目が覚めました。

僕がお腹を壊すのは極めて珍しく、ランニングの大会前にこのリスクを想定したことはありません。

まあ、スタートまでには治るだろう~
呑気に考えて、再度寝ました。

結局、スタートまでにトイレは合計6回。いつもは出なくて苦労するのに、今回は出すぎて心配。笑

大会会場ではゲストの高橋尚子さんがランナーに「絶好のコンディションです!自己ベストを目指しましょう!!」と檄を飛ばしています。

Qちゃんを横目に見ながら、着替えを済ませると、もう一度トイレです。

殆ど腹痛は無いので、走ることはできますが、走行中にお腹を壊すことが怖くて、エイドの補給はとれないだろうな、とか

暑いので(秋晴れの好天でした)水分だけは脱水を避けるために取るかな、そんなことを考えます。

走る前に今回の目標を決めます。
Qちゃんには申し訳ないけど、自己ベストはもう無理です

でもせっかく42キロを走れるチャンスなので、フォームは腰高でピッチは1分間に180回に近づけることを意識しよう。

次にタイムを見ずに心拍数だけ見て走ろう。前半は1分間に135回まで、35キロまでは140回まで、残りは調子を見て150回まで上げてビルドアップ

ドリームプランですね。笑

スタートの号砲が鳴って、しばらくは混雑のなかを淡々と走ります。

最初のエイドは見送って、次のエイドから水を一口だけ取ります。食べ物はとりません。

コース上のトイレを見ながら走ります。

10キロ過ぎに、「タンタンタン」というリズム音が聞こえます。

ランナーの一人が、1分間に180回のペースでリズム音を鳴らして走っています。丁度いいので、しばらく後について走ります。

そのまま中間点を過ぎます。この辺りで持参のジェルをこわごわ取ります。

心拍数は137~139です。

心拍が上がりそうならスピードを落とします。

そのままでコースの最後の折り返しの31キロまできました。

足も痛くないし、呼吸は楽だし、腹痛も大丈夫。このままで完走だな。

スピードを上げるかな・・と思ったときに左の太もも裏に痛みが走ります。

32キロくらいから、少し歩いては走ることを繰り返します。

33キロで歩いていると、他のランナーが寄ってきて、
暑いですね。みんな歩いてますよ。僕も足の指が攣ってリタイヤしようと思ってます」と話しかけます。

これは悪魔の誘いだな)と思って、

さよなら」と言って走り出します。

エイドで太もも裏に水を掛けながら、腰高で身体の重心に着地するように意識すると不思議なことに走れます

心拍数は130~135です。

スピードは落ちたけど、なんとか完走は大丈夫だな。

39キロ地点で、Qちゃんがコース上でハイタッチをしてくれます。

セニョ~ルさん!」と名前を呼んでくれて、元気をくれます。

気分よく走っていて、40キロ地点でふとタイムを見ると4時間17分です。

今のスピードは、1キロ7分。このままでは4時間半を切れない

(何故か4時間半にはこだわりがあるのです。笑)

そこから頑張ってピッチを上げて、1キロ6分を切るまでスピードを上げます。
心拍数は150くらいです。

そこそこの数のランナーを抜いて、何とか4時間29分でゴールしました。

当初のレースプラン通りの展開ですが、違いはスピードが予定よりもかなり遅かったことですね。

これが実力です。笑

手元の時計での記録は下記の通りです。

距離 42.2キロ  時間 4時間29分18秒  1キロ当たり6分22秒

1分当たり歩数 170回 1分当たり心拍数136

心拍数はまずまずですが、まだまだピッチを上げなければなりませんね。

今後の課題です。


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