10月8日に、奈良県生駒市を南北に縦断する矢田丘陵を走ってきました。
ツアーの主催はトレイルランナーズ大阪の安藤さんです。
安藤さんのツアーには2012年の秋ごろに、六甲山ロックガーデンの風吹岩ツアーに参加して以来のお付き合いです。
当時の僕は50代の終わりで定年を控えていて、走ることにも少し疲れて元気がないように見えたのでしょうね。
妻が新聞に載っていた安藤さんの記事を見つけて教えてくれました。
始めて参加したトレイルランツアーで発見したのは「下り」の面白さでした。
不整地で石がゴロゴロしているところを走り降りるのが、丁度サッカーでドリブルをしながらフェイントをかけて抜いていく感覚に似ていたのです。
トレイルでは、デフェンダーが居るわけではないので、自分のイメージで抜き放題というのも気に入りました。笑
逆に登りは苦手でした。
でも登らないと下れないので、ランニングの距離を延ばしたり、水泳をやったりして、できるだけ心肺能力と脚力を鍛えるように努力しました。
5年間のトレーニングの成果が出たのか、矢田丘陵のトレイルは、平均心拍数116、最大心拍数153くらいで楽しく走れました。(因みに走行距離は約15キロ、時間は4時間半、累積標高は上りが500メートル程度、下りが600メートル程度だったと思います。)
さて、当日は素晴らしい秋晴れです。
気温は29度くらいで暑いくらいですが、山に入ると木陰が続き風もあるので結構快適です。
集合して準備運動の後は、市街地を抜けてトレイルに入ります。
奈良県は山地が多くて、市街地から少し離れると整備された山道になって、素敵な景色が楽しめる場所が多くあります。
矢田丘陵もその一つです。
ツアーはゆっくりと進みます。
途中適当な坂で「下り」の講習がありました。
のんびりとトレイルを走っていると、突然住宅地に出ることもあります。
今回も昼食休憩の前に美味しいパン屋さんに立ち寄りました。
みんなリュックを外に置いて(汗臭いから?笑)プレートとトングを持って好きなパンを選びます。
昼食場所で簡単な階段トレーニングをやった後に再びトレイル開始です。
しばらく走ると木製の展望台がありました。
フェニックスチームの写真です。笑
このあとは「登り」の講習でした。
このツアーの安藤さんは、毎週木曜日の練習会とは違って、凄くゆっくりペースです。
少し走っては歩くことを繰り返すので皆さんがついてゆけますね。
コースは最後に、地元のOさんがおススメの「シングルトラックで倒木付き」コースに変更されました。
目的地は東山駅近くの「日本最高峰ジェラート」のお店です。
(お店の看板にはスイスの大会で6位入賞、日本の最高位と書いてありました)
Oさんは前日お友達と42キロを試走して疲れたと言っていたのに、ジェラートが目的に変わると先頭を切って登坂を走り出しました。笑
みんなは笑いながらOさんの姿を見守ります。
Oさんが推薦した道は、最近あまり整備されていないようで、先日の台風の影響か倒木が数本あり、植物も生繁っていました。
参加者は、コースの最終でアドベンチャーランを楽しむことができました。
Oさん、ありがとうございました。
ラン後はお目当てのジェラートを食べて、お風呂に行きました。
僕はピスタチオとラムレーズンのダブルにしました。美味しかった!!
Oさんは、ここでもお風呂の自慢をします。笑
この街が好きなのですね。
お風呂の後の食事も豪華でした。
素晴らしい秋晴れの下、ツアーで知り合った仲間たちとトレイル講習やグルメを堪能した楽しい一日でした。