資産運用をするには元手が必要です。資産運用をしなくてもお金に余裕があれば笑顔で暮らせるゆとりができやすくなります。
資金の元手を作るためには収入を増やすことと節約をすることがもっとも手鹿です。でも収入はそう簡単には上がりません。
そこで節約です。
でもなんでも節約すればよいかというとそうでもありません。
垣内結衣さんは5月18日付けの「マネーの達人」のコラムで、止めたほうが良い節約をあげています。
http://manetatsu.com/author/ykakiuchi/
僕はサラリーマン卒業後に毎日の料理を作ることにしています。
午前中に一日分の材料を買うためにスーパーへ行き、夕食は二人分を自分で作ります。大した分量でもないし、たいして手の込んだ食事を作る訳でもないのですがメリットがあります。
大体の予算を決めて買い物をしますが、これを毎日やっていると家計の出費の概要が掴めます。食費が年金収入のうちのどれくらいを占めるのか?とか
光熱費、通信費、外食費なども意識して数字を掴むようになります。
そうすると、決して無理な節約はしていないのですが、無駄な買い物をしなくなります。常に全体予算が頭にあるので、これを買うともしかしたら全体ではみ出すかな?と思うと購入するのをもう一度考えることになります。
どうしても買いたければ、貯金を下ろして買うだけの価値があるかな?と考えます。
垣内さんは細かく家計簿をつけすぎると疲れてしまうと書いておられますが、
それは全くその通りです。それよりも全体の収入を把握しておいて、支出の一部でも自分が責任をもって管理することで全体の無駄を省くほうが、よりストレスなく、より多く資金が残ります。