5月18日付の日本経済新聞に経済コラムニストの大江英樹さんが「退職後の趣味」について記事を書かれています。
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO16088460Y7A500C1000000?channel=DF280120166581
記事の要点は、退職後に急に始めたら危険なものは
「退職金を使っての投資」と「お金のかかる趣味」だそうです。
大江さんは高価な楽器や外国製のバイクを買うことを例に挙げておられます。買うだけならば一過性の支出だけですが、それらを継続的に使うとなると、楽器のレッスン費用やバイクのツーリング費用がかさんで、知らないうちに「老後貧乏」に近づくと警鐘を鳴らしておられます。
僕の周囲にも、還暦を越えてバンド活動を復活するとか、頻繁に海外旅行に出かける人がいます。話を聞くたびに「費用が掛かるだろうなあ」と思います。
僕の趣味は、「走ること」と「書くこと」ですが、自宅近くで走るとか、小説やブログを書くくらいでは、あまりお金は掛かりません。年に4~5回くらい、ランニング大会に出るので遠征費用が掛かりますが、国内ですので貯金の範囲内です。
この週末は「弘法大師の道」を走ります。空海が高野山を開山したことにちなんで毎年行われているトレイルランニングの大会です。水行などもあって今から楽しみにしています。
ランニング大会は週末が多いのですが、家族で出かけるときは平日を使うので、
混雑は少ないし費用も安いことがあります。退職して得られる最大の資産は時間です。せっかくの時間を有効に活用して、豊かな生活を送りたいものです。