5月5日、放送大学大学院情報学ゼミのクラスメートだったYさんが東京からやってきてくれました。同じクラスメートだった、奈良県在住のHさんと二人で歓迎しました。
午後3時半ごろに近鉄奈良駅で待ち合わせて、まず元興寺へ。
ここは明日香村にあった日本最古の寺である飛鳥寺を移築したということです。
屋根瓦には古代の瓦が色を変えて残っています。
Yさんは日本史が得意ではなくて、弥生と縄文はどっちが先だったかな?という感じの人で、日本史に詳しいHさんが蘇我氏と藤原氏の関係などにつき熱弁をふるいますが、やや馬耳東風な感じでした。(笑)
Yさんの弁明としては、人間が現れる前の時代は詳しいのだけれどとのこと。
地層の年代などはすぐにわかるそうです。
それでも仏像や曼荼羅は熱心に見ていました。
暑かったので早めに日本史を切り上げようということになりました。
午後4時半です。陽は高いし暑い。予約は午後6時。頼んで早めてもらいました。
漸く居酒屋で冷たいビールを飲みます。旨い!
Yさんはお酒が飲めないので、男二人は好きなように飲み始めます。
Yさんは東京の国立大学の博物館に勤務しています。地質などに造詣が深い方です。Hさんは警察の科捜研に在籍していました。現在は研究組織に属しながら放送大学大学院の博士課程に在籍しています。研究テーマは画像の機械学習です。
僕とHさんが修士課程ゼミの第一期生でYさんが二期生です。
現在ゼミは5期生になるそうで、これまで数名が博士課程に入学していて順調に成長しているとのことでした。
お世話になった指導教官の方々も元気で活躍されているようで、それを聞くと嬉しくなりますね。
三人の話は、日本史から現在の情報学を取り巻く問題に移り、それからの環境変化や今後の研究テーマまで及びましたが、一度真剣に議論した仲間の話は尽きることがありませんでした。
思いがけず時間が経過して、再会を約してお別れしました。