• 定年男子のランとマネー

篆刻展

 

4月29日、京都市立美術館別館で開かれた篆刻展に行ってきました。

京都市立美術館の本館はリフォーム中で休館のようですね。知らなくて若干うろうろとしました。

友達が出展していて説明もしてくれるというので、事前に連絡して会いました。

彼とは先日も大阪南部の食事処で雨の中で観桜会をやりました。その時見せてもらったのと同じ掛け軸が展示してあって、これを次回の中国での展覧会に持っていくと話していました。国際交流だそうです。スケールの大きな話ですね。

還暦過ぎの楽しい趣味です。

中国の相手側からもたくさんの篆刻が出展されていました。

 

中国の作品は見た目に華やかで日本の作品とは違う感じがしました。

聞いてみると、やはり先方は先進国でレベルは格段の違いがあるそうです。

すこし奥まったところには、硯や筆立てなど書道の道具が展示してありました。清朝の乾隆帝のころのものなど、中国の歴史を感じさせます。

出口近くには小学生の作品も展示していました。

篆刻展に出品している方々は、自分で書道塾を開いて子供に教えている人が多いので、子供たちが書と篆刻を同時に始めるそうです。先が楽しみですね。

篆刻には、篆書と印に加えて水墨画を書くことがあります。掛け軸の山水図に、中国の深山幽谷が墨で描かれています。僕の友人は篆書、篆刻と進んできたので、これからは水墨画を始めたいそうです。彼はもともと油絵をやっていたので、どのような水墨画が出来上がるのかがとても楽しみです。


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