SGの後の懇親会で偶然にも講師の長谷さんと隣の席になりました。
そこでいろいろと追加でお話を伺いました。
長谷さんのポリシーには反しますが無料でアドバイスを頂きました。(笑)
セミナーの最後で長谷さんは、FPとして食っていくための最重要な2点として
「マーケティング力」と「行動力」をあげられました。
簡単に言えば、「どこに潜在顧客がいるのか?」と「顧客に到達するには何をすればよいか?」ということを考え続けることです。
長谷さんのアドバイス
僕のように60歳を過ぎてFPで起業するならば、これまで資産を生かすことが早道です。
一般的にFPで活動する人は若いので、初めから対等に高齢者の相談を受ける人はそんなに多くないでしょう。
もしも同年代の友人が多いのであれば、その人たちの繋がりで顧客を広げていくことができると思います。
更に銀行の内側を知らないFPやお客さんも多いので、長く銀行に勤めたならばそのあたりを長所にしてマーケティング活動をされては如何ですか?
お客さんや先輩FPから何か打診があれば迷わずやってみること、これが行動力です。
マーケティングとの関係でいえば、自宅で開業するならば、お客さんのいるところにはどんどん出かけていくことです。
ポイントは相談料。この設定が意外と難しい。どれくらいならば抵抗なく支払ってもらえるか?
どれくらいならそもそも依頼しないかの見極めが重要です。
行動力の観点から、実績を積むことを考えると、自主セミナーや話す機会をできるだけ多く捕まえて練習することが大切です。
時には自腹で広告宣伝のために行動することも必要でしょう。
最後に「60歳のゆるゆる起業」についてお聞きしました。
60歳を過ぎて年金で生活の下支えができるようになると、生活資金全てをFP業で賄わなくても何とかやって行けます。
長谷さんは、セミナーでは「本業専心」の心構えで行かねば、FPだけでとても食ってはいけないというご意見でした。
懇親会の席で還暦世代の「ゆるゆる起業」についてお聞きすると、「それはありかもしれませんね。」とのお答えでした。
僕がランニングや小説書きなど、他にやりたいことを持っていることをお話ししたので合わせていただいたのかもしれません。
でもそのためには、潜在顧客の居場所とマーケティングの手段をよく考えて、地道な行動を数年間は継続する覚悟が必要です。
収入曲線ははじめの数年間は低位安定でなかなか伸びなくて、数年たつと放物線を描いて上昇するようです。
放物線がやってくるまで、地道な活動を続けたいと思います。
これから大和八木SGが順調に成長し、ついでに自分も成長することを期待しています。