スペインの住宅バブル崩壊についての考察です。 住宅バブル崩壊 2007年末から住宅購入者・建設業者・宅地開発業者・その他関連業者の債務不履行が急増する。債務不履行の比率は07年の0.6%から09年には8%超になった。売れ …
続きを読むスペインのEU加盟後の金融機関について考察します。 スペインの金融機関 上記の住宅需要を裏で支えたのは金融機関である。 ① 貯蓄銀行や銀行はデベロッパーや建設業者に低金利で大量の融資を行った。 ② 金融機関は …
続きを読むここからはスペイン経済への考察です。2012年に書いたので現在は状況が変わっているかもしれません。話の出発点として、今後機会があれば更新したいと思います。 スペインとEU 欧州債務危機を乗り切るにはスペインにはリーダーが …
続きを読むマドリード 首都マドリードの旧市街は全く変わっていなかった。 ところが市の北部への拡張は目を見張るものがあった。以前はジプシーが羊を追っていた場所が、高級住宅街に生まれ変わっていた。 今回のスペイン訪問で気づいたのは、ジ …
続きを読むセビリア 次の訪問地セビリアでは大聖堂を見学した。 世界3大聖堂としてバチカンのサン・ピエトロ寺院、ロンドンのウェストミンスター寺院と並び称される大寺院だ。 そこで聞いたのは、1995年にカルロスの長女エレナが結婚式を挙 …
続きを読むミハス バレンシアからアンダルシア州に入った。 まず「白い村」ミハスを訪ねた。のんびりした観光の町です。 グラナダ グラナダでは新築で無人の住居群が数多く見られた。巨額投資の後にバブルが破裂した典型的な光景である。 おそ …
続きを読むバレンシア バルセロナからバレンシアに向かう道路で驚いたのが高速道路の整備である。 30年前と比較してもあまり意味はないが、当時は民間を含めた高速道路会社がスペイン全土を高速道路で切れ切れに繋いでいた。 今回はそれがすべ …
続きを読む「スペイン光と影」のあとは、少し以前になりますが、2012年の「スペインの旅」について書いてみます。5年前のエッセイですが、あまり変わっていないと思います。(笑) 2012年5月初めの一週間で、バルセロナを起点にバレンシ …
続きを読むいよいよEU加盟です。 EU加盟 1985年6月に加盟条約に調印し1986年1月1日にEU加盟が実現した。1962年の初回申請以来、実に23年の月日が流れていた。 スペインにとってEU加盟は国民的悲願であり、加盟への反対 …
続きを読む次は軍隊の近代化についてです。 軍隊の近代化とNATO もう一つの課題は軍隊の近代化である。これはNATOへの参加によって解消が進んだ。 1981年10月スペインは議会の過半数の承認を得てNATO加盟を決定し、翌1982 …
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